脊柱管狭窄症の本当の原因は○○だった!?
足がしびれたり痛みが出て歩くのが大変で病院に行ったら脊柱管狭窄症と診断された、、、。
お医者さんは手術なんて軽く言うけど出来ればしたくない。
脊柱管狭窄症と言えば芸能人のみのもんたが手術をしていたけどリハビリは大変だと言っていたし手術以外の方法はないのかな?
そんな声にお応えします。
結論から言えば緊急で手術を要するものはほとんどありません。
こちらでは脊柱管狭窄症を原因から解説し手術無しでも改善する方法について書いていきます。
脊柱管狭窄症の本当の原因
一般に言われている原因としては、背骨が歪んでいるせいで背骨の中を通る神経が圧迫されることと言われ、
- 痛み
- しびれ
- 麻痺
を起こします。
痛みやしびれは圧迫の程度は軽く、麻痺は重症と言われます。
現在、脊柱管狭窄症については断定した結論はなく、痛みやしびれ、麻痺が出る人は背骨が歪み神経を圧迫していることが多いからそれが原因だろうという程度の結論です。
なぜなら、腰が90度に曲がった年配の方でも全員に脊柱管狭窄症の症状が出るとは限りませんし、事故で側弯症になった人でも症状が出るとは限りません。
正座をした時でも足がすぐにしびれる人とそうでない人もいます。
そういった違いはどこから来るのか?
その違いは身体の循環にありました。
そして循環の悪い人の特徴は筋肉の柔軟性がありません。
脊柱管狭窄症がもともとは年配の方に多く見られる症状だったのは、加齢による筋肉の柔軟性の低下が考えられていましたが、近年、若者が狭窄症による症状を訴える数が増えてきました。
昔ならぎっくり腰や五十肩といった症状も40代以降の方に多く見られましたが最近では20~30代の方にも見られます。
これは生活習慣の変化により身体の循環が悪くなってきている事が原因です。
どんな生活習慣が身体の循環を悪くし筋肉の柔軟性を低下させているのか?次は生活習慣の話を書いていきますね。
身体の循環が悪くなる生活習慣
人間の身体に必要な要素は
- 睡眠
- 食事
- 運動
になります。
一つでも足りなければ身体の循環は悪くなるのですが、身体の中では補い合って何とかバランスを保とうとするので足りなくても気づきにくいです。
植物であれば必要な要素である日光・水分・栄養が足りなければ枯れてしまい根っこのみで本体の維持を図れます。
人間は枯れるわけにはいかないので見た目の変化としては現れにくいです。
変化がすぐに出なくても身体の中では不足している分だけ状態は悪化していきます。
痛みやしびれはある日突然現れるのではなく、積み重ねた不足分が補いきれず溢れだした状態です。
では睡眠・食事・運動が足りている人はどうか?
身体が歪んでいても元気な人に話を聞くとよく食べてよく動いています。
だから夜になればぐっすりとの事です。
今、痛みやしびれを抱えている方の生活のバランスはどうでしょうか?
- デスクワークなどの運動不足
- 夜遅くの食事
- 夜更かしによる睡眠不足
と思い当たる事が多いと思います。
もちろん中には身体への負荷が大きすぎて、睡眠・食事・運動のバランスがばっちりでも痛みが出ているという人もいると思います。でもそれは稀でしょう。
昔は年配の人でも、ほとんど症状が出なかったのがその証拠です。
年齢に関係なく身体の循環を良くするには何が必要かを次は書いていきますね。
身体の循環を良くするために必要な事
現代人の抱える一番の問題は運動不足と言われます。
運動不足の解消にはウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。
さらにストレッチを加えるとさらに良いです。
もともとストレッチはウォーキングやジョギングが流行りだしてから一般にも知られるようになったもので軽い運動とセットで行う方が効果的なのです。
ウォーキングは30分を目安に行いますが痛みやしびれのある方はストレッチだけ行いましょう。
お勧めのストレッチは上半身ひねりです。
両足を肩幅より大きく開きます。可能なら膝と股関節が90度になるように腰を落とします。
そこから片方の方を身体の中心まで持っていきましょう。この時に肩甲骨の下あたりが伸びて気持ちいいくらいが目安です。息は止めずに5秒ほどキープします。
もう一つのストレッチは身体の側面を伸ばします。
床に座った状態で片方の足は伸ばし逆の足は膝を曲げ股間にかかとがくっつく位にします。
そこから膝を曲げている側の手を上に挙げて膝を伸ばしている足の方へ倒していきます。これも身体の側面が伸びて気持ちいいくらいに行います。その状態で5秒ほどキープします。
各ストレッチは左右共に5セットずつ行いましょう。
循環を良くするためには睡眠の質も重要です。
身体の回復を促すためには熟睡する必要があります。
大切なのは寝る3時間前は食事をしない事です。食べてすぐ寝ると消化に手間をとられ回復が後回しになります。
食事の内容もご飯や麺類といった炭水化物が多すぎると効率的に回復が行えません。
バランスとしては野菜:肉:炭水化物の割合を3:2:1で摂りましょう。
まとめ
脊柱管狭窄症は物理的な歪みが原因で起こっていると思われがちですが、歪みに加えて身体の循環が悪いために痛みやしびれに発展します。
循環が悪い事で筋肉は柔軟性を失うので余計に歪みを悪化させるという悪循環も生み出します。
大切なのはこの悪循環を断ち切ることになるので、
- 睡眠
- 食事
- 運動
の全てを少しずつでも変えていきましょう。
現在痛みやしびれに悩んでいる方の症状が少しで改善されれば幸いです。