知っておくべき!?頭痛と吐き気が起こる原因
なんでかなぁ、頭痛と吐き気が一緒に起こる。
今までこんな事なかったのになんでだろう。
もしかして、何かの病気!?と不安に感じる方もいらっしゃるのでは。
そんなあなたに、頭痛と吐き気が起こる原因をお伝えしていきます。
頭痛と吐き気の関係性
頭痛だけでも辛いのに、そこに吐き気まで伴うと、もう手の付けどころがないですよね。
でも、なぜ頭痛と吐き気が一緒に起こるのか。という事ですよね。
その原因は大きく分けて2つあります。
まずは、何かの病気によりおこるもの。そして、特定の病気が認めらず、原因が分からないもの。
この2つがあります。
一般的に頭痛に吐き気を伴うものは、”偏頭痛”が多いですが、他に脳腫瘍やくも膜下出血と言った命に関わるものがあるもの。はたまた、腎臓や喉、耳、といった頭以外に問題がある事で起こる場合もあります。
ですので、大したことは無いだろうと、放置しておくのは大変危険です。手遅れにならないようにするためにも、原因をしっかりと把握しておきましょう。
ここでは、頭痛・吐き気が起こる原因となるものをご紹介していきますので、自分に起こっている頭痛・吐き気と病気で起こる症状を比べて、その都度対応して下さいね。
では、まず頭痛・吐き気で考えられる病気をご紹介します。
頭痛・吐き気で考えられる病気
ではまず、頭痛・吐き気で考えられる病気の中で、よく見られるものをご紹介していきます。
ここでご紹介する疾患は、脳に問題があるもです。もし、当てはまる症状があれば病院にすぐ行って下さい。
まず、これを大きく2つ”突然起こるもの”と”慢性的に起こるもの”に分けてご紹介します。
【突然、頭痛と吐き気が起こる病気】
・くも膜下出血
突然、頭の後ろをバットで殴られるような激しい痛みが起こるのが、特徴で吐き気も伴い、出血が多いと”意識不明”となる事もあります。
・脳出血
激しい頭痛と共に吐き気を伴う事が多く、片方の足や手に麻痺や痺れを伴う場合がほとんどです。またろれつがまわらなくなりってうまく話せなかったり、相手が言っている事が理解できなくなったりする事も。
【慢性的に頭痛と吐き気が続く病気】
・脳腫瘍
脳腫瘍の症状には大きく分けて3つあります。
・頭蓋内圧亢進症状 (起床時の頭痛が一番強く、突然吐き気がおこり、吐くとスッキリするといった症状)
・脳局所症状 (耳鳴、めまい、言語障害、シビレ、運動麻痺 など)
・てんかん(痙攣発作)
以上が、脳が問題で頭痛、吐き気が起こる病気になります。当てはまる症状があれば今すぐ病院へ!!
では次に、頭痛、吐き気を伴う原因で多く見られる”偏頭痛”についてご紹介します。
偏頭痛
偏頭痛はこめかみを中心に”ズキンズキン”と脈打つように痛むのが特徴で、吐き気や嘔吐を伴う事もあります。その名の通り、片方のこめかみに起こる頭痛ですが、約40%の人が両方に痛みを訴えているそうです。
痛みは1~2時間ピークとなり、動くと悪化。じっとしている方が楽になります。また、光や音に対して敏感になるのも特徴です。
この頭痛が原因の場合、病院で出来る事は鎮痛剤を処方するぐらいで、完治するのか難しいとされていますが、生活習慣を変えたり予防法をきちんと身に着ける事で、快適に過ごすことは可能になります。
ただし、偏頭痛だと思ったとしても、上記に書いたような危険な病気も隠れている場合がありますので、病院には一度行きましょう。
では次に、偏頭痛の予防、対処法をご紹介します。
偏頭痛の予防・対処法
偏頭痛を起こす原因は、様々ありますが生活を整える事で予防することは可能になります。
まず、食事はバランスよくすること、睡眠を十分にとること(7~8時間が理想的)、ストレスを適度に発散することですね。
食べ物の中で特に注意してもらいたいのは、アルコール(特にワイン)、チョコレート、チーズです。これらは血管を拡張する作用がありますので、頭痛を誘発してしまいます。
そして、起こってからの対処法は、”痛むところを冷やし”、”出来るだけ静かで、暗い場所でゆっくり休む”事です。
休む暇がなく薬に頼るしかないという方は仕方ありませんが、なるべく薬を使わずに対処していただく方が、身体には良いですね。
まとめ
頭痛と吐き気が起こる場合には、命に関わる大きな病気。そして、偏頭痛といった多くの方に見られるのもが原因として挙げられます。
ですので、大丈夫だろうと思わずに一度は病院に行って見ていただきましょう。
もし、偏頭痛が原因であれば今日お伝えしたことも参考に、対処・予防してみて下さいね。