リウマチの原因と治すために必要な事
リウマチの原因と初期症状が知りたい。
リウマチは早いうちから治療すれば良くなると聞いたけど、初期は何で見分ければいいのか?
そんなにひどくない痛みもリウマチになるんだろうか?
こんな疑問にお答えします。
リウマチは突然ひどくなる人もいますが、多くの人は初期症状を見逃しているうちに悪化させています。
こちらではそんなリウマチの原因と初期症状、対処法について書いています。
リウマチの初期症状とは
リウマチの初期の多くは倦怠感や微熱になります。
そして、指だけに限らず全身の節々が痛むといった症状が出てきます。
はっきり言ってこの時点では風邪や筋肉痛と変わらないために重く考える人は皆無です。
ですが、痛むのが朝で動いているとマシになる場合はリウマチの可能性が疑われます。
血液検査に行くと、
- CRP(0.5以下)
- RF(15IU/ml以下)
- CPP(5U/ml以下)
が正常の基準になります。
最近ではCRPとRFよりCPPが特に重要視されており、5.0を超えると陽性とみなします。
リウマチはなぜ起こる?
リウマチの原因は厳密には分かっていませんが、自己免疫疾患であるために免疫力の低下が考えられます。
また全身に慢性炎症が起こっている事から肝臓の機能低下も疑われます。
そして指が特に腫れて痛みやすいのは関節の滑液が不足する事により、関節で炎症が起こりやすくなっている事があります。
いずれにしても身体に疲労が溜まり回復が追いついていない状態で発症している事は確かです。
リウマチを治すためには
リウマチを治すために必要なのは、
- 毒素の排泄
- 体温を上げる
- ストレスを減らす
などがあります。
毒素には有害金属や農薬、遺伝子組み換え作物、ホルモン投与された肉類などが挙げられます。
そのため、食事療法としては新鮮で無農薬な野菜を選んだり、自然放牧された肉類を選ぶことが大切です。
また、魚の刺身は有害金属が含まれている事が多いので排泄を促す大根のツマなどは必ず頂きましょう。
そして、冷たい飲み物やクーラーなどで身体を冷やす行為はNGです。
普段から白湯を飲んで過剰な空調は控えましょう。
そしてストレスを減らすのは難しいですが、くよくよと後ろ向きな事ばかり考えていると自然治癒力が低下します。
そのため普段から楽しくなる事を考えるイメージ療法が大切です。
イメージ療法
イメージ療法とはスポーツや受験の世界では普通に取り入れられている科学的に証明されている方法です。
良くなった自分や理想の自分をイメージすれば身体がそれに近づくという理論です。
末期のガン患者が笑顔でいると鎮痛作用があるのも同じ理由です。
また、かけ声やポーズにも効果があります。
大きな声でバンザーイとポーズをとって後ろ向きな事は考えにくいのです。
ガッツポーズでも身体を興奮させる力があります。
リウマチ治療で大切なのは出来る事からやっていく事です。
痛みがひどく動けない人や前向きな事が考えられない人は声やポーズから始めて下さい。
まとめ
リウマチは原因を特定し辛い難病ですが、身体が弱っているからリウマチのような慢性炎症は起こります。
そして、慢性炎症を起こす原因は特定されているので、いかに普段から身体の負担を減らすかも重要です。
初期の風邪のような症状のうちにしっかりと休んで心を安定させるのがリウマチ治療の近道です。