なかなか治らない便秘に悩んでいる人は原因が重要
便がちゃんと出ない。
たまに出てもウサギのようなコロコロの便が出るばかり。
身体に良さそうな物は食べている。
お腹のマッサージまでしているのになぜ出ないんだろう?
こんなことで悩んでいませんか?
実は便秘には種類があるので状態によって対処法は異なります。
こちらでは、便秘の種類と各タイプの対処法について書いています。
便秘の種類
便秘の中には一過性で治る便秘も多くあります。
- 外食が続いた
- 旅行に行って生活が不規則だった
- 職場などの生活環境が変わった
など生活リズムが変わることにより自律神経に乱れが出て便秘になる場合があります。
ですが、一時的でなく慢性的に便秘が続く人は腸の機能に問題がある場合があります。
機能性便秘は大腸の筋力低下で起こります。
加齢や出産などのきっかけがあって大腸の筋力が低下する場合もありますが、長時間のデスクワークなどで腹圧が低下することでも起こります。
残便感を感じやすく排便の回数が多いのが特徴です。
痙攣性便秘は自律神経の乱れで起こります。
大腸の動きがたまに止まってしまいます。
精神的なストレスでも起こりますが、過労や睡眠不足などの肉体的ストレスからも起こります。
特にお腹が張りやすく腹痛が多く兎糞状のコロコロとした便が多くなります。
直腸性便秘は排便を我慢していると起こります。
普段からトイレに行きにくい環境におり便意が来てもトイレに行かないために起こります。
そのため便が溜まっていても便意を感じずに気張らないと排便できないのが特徴です。
便秘改善の体操
特に腹圧が低下している年配の方や産後の女性の便秘に有効な体操です。
①背筋をピンっと伸ばした状態にし、椅子に浅く座ります。
②お腹を凹ました状態で、口から息を吐きながら右脇腹を縮ませます。
③縮ませたら、鼻から行きを吸いながら元の状態に戻ります。
④左も同様に行ってください。
これを左右で5回ずつ行いましょう。
お勧め食材
便秘には腸内環境を整えて大腸の運動を促す食材が効果的です。
ポイントとなるのは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスです。
特にバランスが良いのはキノコ類や海藻類になります。
さらに海藻類のネバネバ成分は胃腸を保護して内臓の修復を促します。
カレーに含まれるターメリックや生姜などのスパイスは大腸の運動を促すので自律神経の乱れがあるタイプの人におすすめです。
合わせてキノコのカレーなどは理想的な食べ方です。
まとめ
便秘にも種類があるので、まずは自分の便秘の種類を知る事が大切です。
その上で自分にあった対処法をとることが便秘を改善する近道となります。