坐骨神経痛の症状の治療には○○が足りなかった!?
じっと座っているとお尻が痛くなってくる!
立っていると足までしびれが出てくる。
こんな症状が、坐骨神経痛と呼ばれます。
坐骨神経痛の症状は放っておいて、マシになる事はあっても治りません。むしろ、原因を解決しないまま、放っておけば悪化することもあります。まずは、こちらで原因を知り、適切な対処をとりましょう。
なぜ坐骨神経痛が起こるのか?
「痛みやしびれが出たら休んでください。」
そう言う医師もいますが、根本的な解決にはなっていませんよね?
「長時間座り続ける事を避けるのが大切です。」
確かにその通りですが、治るわけではありません。
問題なのは、身体に負担をかけるたびに、痛みやしびれが起こる事。
その解決には、身体の循環の良さが欠かせません。
特にデスクワークの仕事をしている方は、気づくと何時間も座りっぱなしになっていませんか?
身体は同じ姿勢が続くと、循環が悪くなり疲労物質が溜まり神経を刺激します。
次のような悪循環に陥っていませんか?
- 同じ姿勢が続く
- 血液やリンパの循環が悪くなる
- 循環が悪いから老廃物が運ばれない
- 老廃物が溜まるから、余計に循環が悪くなる
- ついに、神経を刺激して痛みやしびれとなる
こんな順番で、身体は悪化していきます。
要は、普段から循環を良くしておくことが大切ですね。
身体の循環を良くして坐骨神経痛を治すには
問題なのは、立位や座位を問わず同じ姿勢でいる事。
30分に一度は、身体を捻じったり、軽く足を動かしたりしましょう。
ちなみに南米やアフリカ出身のサッカー選手は、休憩時間でもロッカールームで座り続ける事を嫌がり、音楽等に合わせ常に身体を動かしているそうです。
これは、身体の循環を良い状態に保つことの大切さを知っているからですね。
そして、大切なのは水分補給です。
夏でなくても、血液は水分が不足すれば、ドロドロになり循環が悪くなります。
身体に取り込まれる水分が少ないと、足はむくみやすくなります。
その結果として、坐骨神経痛は起こりやすくなります。
水分を十分摂っていると思っている人でも、水分不足の事があります。
こんな症状に心当たりはありませんか?
自分の状態をチェックしてみよう
コーヒーが好きだ。
- アルコールを毎日飲んでいる。
- 喫煙の習慣がある。
- 朝起きたら喉が渇いている。
- 夜中にトイレで目が覚める。
- 濃い味付けを好む。
以上のような特徴がありますね。
また、上記に当てはまらなかった人でも、目安は30kgにつき1リットルなので、大柄な人は多めに摂らなくてはいけません。
むくみがひどい人も、老廃物の排出が上手くいってない証拠なので、水分量を増やしましょう。
水が苦手な人は、麦茶やほうじ茶でも良いですが、緑茶や紅茶などはカフェインの量が多いので控えましょう。
ポイントとしては
- 一時間ごとの給水を心がける
- 朝に多く飲むようにする
- 夜にトイレに起きるようなら、寝る前は減らす
などが大切ですね。
要は、老廃物の排出を促したいので、日中にトイレに行く回数が増えれば良いですね。
逆に、夜中に目が覚めるようでは、睡眠の質が低下し、身体に悪影響なので、寝る前は調節しましょう。
朝は、排泄の時間なので、特に意識して摂ってもらうと良いですよ。
まとめ
坐骨神経痛を治すには、安静にするだけでは足りません。
人間の身体は治癒力があるので、寝ればある程度は治ります。
しかし、循環が悪い人は治癒力が低下しているために、症状が長引きやすいので、治癒力を高めるためにも老廃物の排出を促すために、水分摂取はこまめに行って下さいね。