自律神経失調症の症状は○○不足!?
毎日やる気が出ない、、、。
気持ちが塞がってしまいうつ気味だ。
こんな症状は実は精神面の問題だけではありません。
こちらではやる気の無さやうつ症状を引き起こす栄養不足について書いていきます。
やる気の無さや軽いうつの原因
人間の身体は、脂肪酸が不足すると虚無感や憂鬱を引き起こす原因になります。
脂質はエネルギー源として優れています。
また、脂肪は分解されるとエネルギーと共に水分も出来るので、身体の水分維持のためにも重要ですね。
脂質の重要な機能の一つに体温保持が挙げられます。
脂質が不足している人は体温の保持が困難なため、興奮して体温を上げる作用のある交感神経が過敏になり精神面に影響を与えます。
また脂質はホルモンの成分となり神経細胞機能の維持にも貢献しているので、脂質不足からうつ症状を引き起こすのは当然と言えますね。
そしてビタミンの中には、脂溶性と言って脂質が無いと吸収されない種類のものが存在します。
必然的にビタミン不足の症状も現れやすくなりますね。
次は脂質が不足している人の特徴を書いていきますね。
脂質が不足した時の症状
まず代表的な物として強い空腹感があります。
十 分な量を食べたばかりなのに、すぐに空腹感を覚える人は脂質の量が足りていない可能性が高いです。
炭水化物はすぐに体 内で消化されるのに対し、脂肪は消化に長時間を費やすことからすぐには空腹感を覚えません。
うどんなどがすぐに空腹感を覚えるのはこのためですね。
また、集中力の低下や肌荒れなども脂質の不足からおこる事の多い症状の一つです。
脂溶性ビタミンは肝臓に貯蔵されるので、脂質不足の人は肝臓の機能も低下します。
目の疲れや筋肉がつりやすさが特徴ですね。
しかし、これほど重要な脂質が悪者のように扱われているのは何故でしょうか?
次は質の良い脂質と悪い物について書いていきます。
良い脂質と悪い脂質
実は昔の日本人と現代人を比べると、塩分と糖分の摂取量はそんなに変わっていないそうです。
変わったのは主に脂質の摂取量になります。
つまり現代の生活習慣病の大半は悪い脂質の影響と言えるでしょう。
脂質を大別すると2種類に分けられます。
常温で固まってる脂と常温で液体の油がありますね。
脂の方は主に肉類についている白い部分です。
たいして油の方はさらに3種類に分けられ
- オメガ3
- オメガ6
- オメガ9
と呼ばれます。
オメガ9は体内でも合成されるものでオリーブオイルなどが有名です。
対してオメガ6とオメガ3は体内で合成が出来ないので食事から摂取しないといけません。
この時に普段摂っている油のほとんどがオメガ6なのが問題になります。
オメガ6はサラダ油やマヨネーズなどに含まれるため摂り過ぎになるのに対して、オメガ3は青魚やナッツ類に含まれる成分なので不足しがちです。
理想のバランスはオメガ6:オメガ3の割合が1:4になるので意識しないと悪い脂質が増えすぎます。
脂質が不足して精神面に悪影響を及ぼすのは確かですが、必要なのは青魚やナッツ類などの良い脂質になります。
まとめ
やる気が出ないとかうつ症状は良い脂質の不足から起こります。
良い脂質は青魚やナッツ類に含まれるオメガ3になるので積極的に摂っていきましょう。