意外と知らないめまいや吐き気の原因とは
原因不明のめまい、吐き気が続いている。
寝起きからくらくらするようなめまいに襲われる。
ひどい時はまっすぐ歩けない状態。
その後から吐き気を感じるようになった。
こんな症状で悩んでいませんか?
めまいや吐き気は、病院では異常が見つかりにくい症状の一つです。
こちらでは病院では異常が見つからず不安な人のために、原因の説明と対処法について書いていきます。
めまいや吐き気の原因とは
前提として病院で異常が見つかる時は器質的な問題となります。
器質的とは、耳や神経などに異常がある状態です。
症状としては視界がグルグル回る感覚が多いですね。
同時に激しい吐き気にも襲われます。
平衡感覚の神経炎でも起こり、主な原因はウィルスや耳の中の構造の一部破損です。
それ以外で多いのは、高血圧によるものとされますが実は逆ですね。
めまいや吐き気が起こった結果として血圧は高くなります。
高血圧が原因の症状は自覚できません。
次は器質的な異常は無いのに起こるめまいや吐き気の原因について書いていきます。
器質的な異常は無い吐き気やめまい
最も多いめまいや吐き気の原因は、身体の循環が低下して起こります。
循環とは血液やリンパなどの体内の水分の流れですね。
平衡感覚を担当する三半規管も血液が不足すると働きがわるくなり、めまいや吐き気が起こります。
また頭に血が昇るという表現もありますが熱は頭に昇りやすく降りにくい性質なので、うまく熱を発散できないだけでもめまいや吐き気は起こりますよ。
飲み過ぎてふらふらしたり、吐くのは熱が上がり過ぎている時の症状です。
車酔いなども同様ですね。
当然、首や肩の筋肉の緊張が強いだけでも起こります。
血液がドロドロで高血圧の人も起こりやすいので、高血圧の症状と勘違いされやすいのです。
身体の循環が悪い事が原因のめまいや吐き気は、どうやって改善したら良いかを次に書いていきます。
身体の循環を改善する
単純な話でまずは水分をしっかりと摂る事です。
ドロドロ血液の人は水分不足の状態なのが原因ですから。
しかし水分を摂っていてもうまく身体が吸収できない人もいます。
それが利尿作用を持っているアルコールやカフェインの存在です。
特にアルコールの中でもビールは利尿作用が強く、水分不足を誘発するので気を付けましょう。
対してハイボールは寒い国のウィスキーがメインなので、利尿作用は低いのでどうしてもお酒が飲みたい人はハイボールがお勧めですね。(笑)
コーヒーや紅茶、緑茶なども飲み過ぎには注意です。一日に2~3杯に抑えましょう。
また水分を多く摂ると頻尿になる人は骨盤のストレッチがお勧めです。
骨盤のストレッチのやり方は、
- 仰向けで両膝を立てて骨盤の下に丸めたタオルを縦に敷きましょう。
- そして左右に身体を揺らします。
ストレッチポールがあるともっと良いですね。
これをゆっくりと動かすか止まったままでも構いませんので30秒ほど行いましょう。
それだけで骨盤の動きが良くなりますよ。
まとめ
めまいや吐き気は重病が隠れている場合もあるので、心配なら病院での検査をした方が良いですね。
原因不明の場合は多くの人が循環の悪さから来ています。
そのため、水分の摂取とアルコールやカフェインを控えるのは大切です。
合わせて骨盤のストレッチもしておくと改善しやすいので試してみてください。