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手のしびれを伴う肩こりの原因は○○にあった!

肩こりはいつもの事だけど朝起きたら突然手が痺れていた。

時間と共にマシになったけど原因が気になる。指一本でもしびれていたら怖くなる。

腕や手は動くけれど何となく痺れを感じる場合は病院での受診も大切ですが問題が見つからない場合も多くあります。

こちらでは一見、見落とされがちな手のしびれの原因と解決法を書いていきます。

 

手のしびれはなぜおこるのか?

しびれには2種類あります。

1つ目は安静にしていると軽くなる手の痺れです。

例えば、首を後ろに反らせたり前屈させた時にしびれや痛みが強くなったり、腕や手首をよく使ったあとにしびれが強まったりする。

しかし安静にしているときはあまり気にならない場合に5つの病気が考えられます。

  • 頚椎症
  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 後縦靭帯骨化症
  • 胸郭出口症候群
  • 手根管症候群

の5つが有名です。

ただし、注意しなければならないのは、病院では診断がつかない、胸郭出口症候群と手根管症候群です。

この2つは筋肉の緊張が原因で引き起こされるのでレントゲンやMRIでも見落とされがちです。

ただし、筋肉テストで様子を見ればすぐに分かります。

 

①アレンテスト

シビレのある腕を横に水平に上げ、肘を90°に屈曲して、

橈骨動脈の拍動を触診、次に頚を反対方向に回旋します。

脈拍が減弱か消失した時、首の側面につく斜角筋群による鎖骨下動脈の圧迫が原因の胸郭出口症候群と診断されます。

 

②過外転テスト

座位で橈骨動脈を触診しながら肩関節を外転させた時の脈拍をみます。

脈拍の減弱か消失で胸の小胸筋か、脇の腋窩動脈の圧迫が原因の胸郭出口症候群と診断されます。

 

③エデンテスト

座位で腕を降ろして後ろに伸ばし脈拍をチェックします。

症状が出る方の腕を後下方向に牽引すると、脈拍が減弱または消失することで肋骨と鎖骨の間に問題がある胸郭出口症候群と診断されます。

動かす事で悪化する手の痺れは、上半身の骨格の病気が原因となる事が多く、状態としてひどい時に初めて頚椎症やヘルニア、後縦靭帯骨化症と診断されます。

次に、安静にしていても手の痺れを感じる場合です。

身体の動きに関係なくじーっとしていても手のしびれを感じる場合には、神経や代謝の病気を疑う必要があります。

代表的なものに、

  • 脊髄腫瘍や脊髄空洞症などの脊髄の病気
  • ギラン・バレー症候群や多発性硬化症などの神経の病気
  • 糖尿病などの代謝の病気
  • 脳卒中などの血管の病気

がありこちらは病院ですぐに診断されます。

読んでもらっても分かる通り、危険な病気が潜んでいる場合があります。

そのため、安静にしていても強いしびれを感じる場合には、まず病院での検査がおすすめです

手がしびれる時には肩こりが同時に起こる方がほとんどです。

しびれの原因は以上のように数多く存在します。

しかし病名がつかないものであれば血行不良であることが多いので次はそのことを書いていきます。

 

血行不良から来る肩こりや手のしびれ

現代人が身体を悪くする一番の原因はパソコンとスマホです

動かずに悪い姿勢で行うと身体へのストレスで心臓が末端の血管を締めるため血行不良が起こります。

使い過ぎと血行不良になり動作は違いますがどちらも腕が硬くなります。

しかしこの腕つらくなったら自覚症状が出てくれれば止めやすいのですが辛くても感じにくいのです。

ある程度だるくなれば少し休憩も挟むでしょうが仕事であればそうもいきません。

そのため肩や腰のだるさや痛みを感じても腕はそこまで気になりません。

肩こりの原因の大半は腕の疲れをしらせるために起こるのです。

実際に東洋医学の重要な治療のツボも肩より肘から先に集中しています。

それほど肩こりを感じる時には腕が疲れているのです。

そのため手の骨の動きを良くするだけでも肩や首の動きが良くなります。

手のしびれが腕の疲労から来るのは確かですが、結果として悪くなるのは肩や首周りになり、その辺りで神経を圧迫するから手のしびれに発展します。

肩こりと手のしびれが同時に出る時は身体にはかなり疲労が溜まっている状態です。

こんな疲れた体を回復させるために効果的な方法を次は書いていきます。

 

運動不足の怖さ

社会人になれば多くの人が直面する問題の一つが運動不足と言えます。

学生の頃は部活に励み、休日も外で遊ぶことが多かった時期に比べ仕事があると同じような生活は難しくなります。

体力も衰えてくるに従って休みの日でも外出がおっくうに感じることも多いと思います。

しかし、人間を含む動物は身体を動かさないことが一番身体に害を及ぼします

畜産業界で今問題になっていることがあります。

畜産の世界では効率良く太らせるために家畜にあまり運動をさせず粉状の餌を与えていました。

その結果、体重の増加が早く霜降りの肉が早く手に入るようになりました。

しかし、効率性を求め極端に運動を制限しぎゅうぎゅう詰めの状態で飼育された家畜に異変が起こりました。

なんと半数近くが病気になり廃棄処分になってしまったのです。

最近の畜産業界は極端な運動不足は避け放牧をするところが増えました。

つまり、運動不足は万病の原因である事が証明されたのです。

粉状の餌も見直され噛む餌に切り替えたところ病気になる牛はほぼいなくなったそうです。

実は、牛の身体を健康にしたもう一つのポイントが、よく噛むという行為です。

餌を噛むかどうかで分泌される唾液の量が違います。

世の中に身体に良いとされるものは数多くありますが胃腸を健康にする成分で唾液を上回るものは存在しません

現代の食事はどうでしょうか?

柔らかくて美味しい物がもてはやされる風潮がありますね。

次は食事がもたらす身体への影響を書いていきます。

 

噛まない食事の悪影響

早食いは何が一番ダメなのか?色々な答えが浮かぶと思いますがダメな理由は唾液の分泌量が少ないことが一番に挙げられます。

唾液は消化酵素として胃腸を助けると同時に殺菌作用も兼ねており、消化と衛生面の両面で胃腸を助けています。

加えて噛むことで胃腸には刺激が行くので胃酸や腸液の分泌も盛んになり排便を促す効果まであります。

ファーストフードや丼もの、麺類はそういった面で身体には良くない面が目立ちます。

消化は胃酸だけでは出来ませんし噛まないと胃酸の分泌量も減ってしまいます。

胃酸は噛んだ回数に応じて分泌されるからです。

伝統医学と呼ばれるアーユルヴェーダでも未消化物を一番の悪者としています。

身体が未消化物の処理に追われていると回復機能が落ちてしまうので、結果として肩こりや腰痛を招いているのです。

運動をしている人は代謝が盛んに行われ消化から排泄がスムーズに行われるので、多少の未消化物も排泄されます。

子供たちがファーストフードや丼物、麺類を早食いしても元気でいられるのは運動という形で補っているからです。

もちろん運動をすれば食事内容が偏っても大丈夫というのではなく栄養面も考えながらよく噛んで、かつ運動もすれば肩こりや腰痛に悩まされることはぐんと減ります。

 

疲労回復のポイント

疲労を回復するためには血行不良の改善が欠かせません。

その際にはしびれている指や手の部分を動かすより肩関節をしっかり動かす方が効果的です。

お勧めなのが腕振り体操です。

やり方はリラックスした状態で足は肩幅に開いて立ちます。

この時に掌を正面に向けて肘を引いて腕を振りましょう。

1分ほど腕を振りましょう。

身体は疲労するとどんどん内側に丸くなっていき血行不良を引き起こしますので、意識的に身体を外側に開いた状態で動かすと血行を促進する効果があります。

丸くなった状態では腕の動きが制限され背骨の動きも制限されます。

この姿勢が長く続くことで、肩や首の筋肉が緊張し神経を圧迫するのでしびれが出ます。

腕を振る際には胸を張って顎を引き可能な限り大きく後ろに肘を引きましょう。

そうすれば肩や首周りの筋肉まで刺激が行くので肩こりと手のしびれは同時に解決します。

 

デスクワークの人にお勧めのストレッチ

 

①背もたれがついている椅子に、深く腰掛けて座る

②背筋を伸ばした状態にする

③手のひらを下にして、背もたれの上に乗せる

④5秒間かけて息を吐きながら、身体を斜め前に倒す

⑤リラックス

*回数は3回ずつ行ってください。

ポイントは胸を張る際に、背筋が伸びるのを感じながら、左右の肩甲骨が近づくようにストレッチをする。

デスクワークで長時間、同じ姿勢でいると筋肉は固くなり、コリとなります。

ですので、お仕事の合間にこのストレッチを行って、筋肉をほぐし、肩こり改善につなげて下さい。

 

 

最後に
しびれの原因は一つではありませんが大半は血行を改善することで解決できます

手のしびれと言っても要は正座した時に足がしびれるのと同じメカニズムです。

圧迫されている部分は首か肩周りで起こることがほとんどなのでしびれのある人はぜひ腕振り体操を試してみて下さい。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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