ランニングで肩こり・首こりが悪化する理由とは!?
慢性的な肩こりや首こりを治すために何かしなければ!と思い運動を始めるのは素晴らしいのですが、ランニングに限らず運動を始めて、余計に症状が悪化したという方も少なくありません。
日々のデスクワークやスマホの使い過ぎで運動不足になった身体をどうにかしようと思っても、やり方を間違えると大変な事に!
こちらでは、運動不足解消に不向きな運動と効果的な運動について書いていきます。
肩こり・首こりに不向きな運動
ジョギングを始めたばかりの方に多いのが、ランニング・ジョギングをして逆に肩がこってしまったとおっしゃられる方です。
その原因として一番に考えられるのが、肩に力が入った状態でジョギングをしていることです。
確かに、肩こり解消のためには肩甲骨をしっかり動かすということが重要で、またこの発想自体は間違っていません。
ただ、腕振りを意識しすぎるあまり、肩に力が入りすぎて腕を振りすぎるという間違いが多いことも事実です。
要は、力が入った状態での運動はランニング以外でも肩こり・首こりを悪化させる恐れがあるという事です。
大切なのは、いかに脱力するかという事になりますね。
筋トレでも、余計に肩こりが悪化したという方は同じ状態にあります。
すでに筋肉がパンパンな状態で、力を入れるとひどい時は神経を傷つけてしまいます。
神経に関して言えば、もともと痛みやしびれがあった時にはすでに傷ついている可能性もあるので、そんな時は痛くない範囲で動かすことが重要です。
痛みやしびれはなく、運動をしたいという方には次のような運動がお勧めです。
LSDトレーニングってご存知ですか?
LSD(ロング・スロー・ディスタンス)トレーニングというものを聞いたことがあるでしょうか?
ウォーキングよりは早く、ランニングよりはゆっくりのスピードで走る事です。
目安としては50~60%くらいのスピードで60分を目安に走ります。
ポイントとしては、息が切れないくらいのスピードを維持することです。
これを行う事で、末梢血管が増えるという研究結果もあります。
そして肩こり・首こりの解消に行う時は上半身の姿勢が重要になります。
- 上半身が前後に揺れないように気をつける
- 肩に力を入れない事
です。
肩こり・首こりの一番の原因は、動きが無い事もありますが、前傾姿勢で頭や腕の重みで身体に余分な負荷をかけているということがあります。
せっかく運動するなら、より効果を出すために姿勢に気をつけてみましょう。
顎を引き胸を張って姿勢を整え腕を振るのではなく、肘を引くという意識を持つと肩に力が入りにくいので普段使わない肩甲骨や背骨を効果的に動かせます。
トレーニングの前にはちゃんと準備体操を行い、終わった後はストレッチで筋肉を伸ばしましょう。
そして食事にも気をつける事で肩こり・首こりはさらに改善します。
首こり・肩こりの人にお勧めの食事
肩こり・首こりの改善には代謝を上げる事が重要です。
まずは
- 辛みであるスパイス類
- 唐辛子
- ショウガ
- ネギ
- にんにく
などの辛みが効果的です。
その他は、脂肪を燃焼させる効果のあるゴマや良質のたんぱく質は欠かせません。
タンパク質は肉でも魚、大豆を問わず新鮮なものが理想的です。
そこで小豆のカレーはいかがでしょう♪
実は、小豆の主成分は
- 糖質
- たんぱく質
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- 食物繊維
- カリウム
- カルシウム
- 鉄分
など様々な成分を含みます。
代謝アップにはもってこいの食材だと言えるでしょう。
香辛料は多すぎても身体には良くないのでほどほどにしてくださいね。
野菜は旬の物を選ぶとさらに良いです。
まとめ
肩こり・首こりが運動不足からくるのはよくある事ですが、運動は何でも良いわけではありません。
特に身体が固くなり、代謝が低下している人は、急な運動はケガの元にもなります。
そして、より成果を上げるためには、食事にも気を使いしっかりと身体の内側から改善する方が再発の防止にもなります。
生活を変えれば肩こり・首こりは必ず改善するのでぜひ実践してみて下さい。