肩こりが原因で手はしびれるのか
最近手がしびれるようになった。
整形外科では肩こりからのしびれと言われたが、肩こりでこんなにしびれるの?
治らないから不安になってきている。
こんなことで悩んでいませんか?
こちらでは肩こりと手のしびれの関係性と解消法について書いています。
肩こりと手のしびれが同時に起こるのは
肩から指にかけてのしびれや痛みなどの症状は更年期の女性に起こりやすくなります。
更年期の女性は
- 肩こり
- ばね指
- 手のしびれ
- へバーデン結節
などの肩から指の不調が現れやすいのが特徴です。
これらは女性ホルモンの低下と何らかの関連性がある症状と考えられます。
もちろん日常の動作で大きなダメージを与えている場合もありますが、多くの場合はそうではありません。
女性ホルモンの減少により水分代謝が悪くなっているなら朝起きた時が最も辛くなります。
その後、身体を動かすほどにだんだんと症状がマシになってくるのが水分代謝が悪いときの症状です。
一見するとリウマチの症状にも似ています。
エストロゲンの作用
女性ホルモンは血流にも大きく影響します。
女性ホルモンには
- コレステロールの調整
- 中性脂肪の上昇抑制
などの作用があります。
閉経期になると女性ホルモンの分泌量が低下して高コレステロール症や高脂血症になりやすくなります。
そのため動脈硬化などが進行しやすくなるので、閉経前と同じ食事を続けていると危険です。
そのため更年期の女性は食生活が変わってなくても、急に健康診断でコレステロールや中性脂肪が上がって注意されます。
それこそ普段から野菜が中心の食事をしていても、女性ホルモンが減少すればコレステロールと中性脂肪の値は上がります。
中性脂肪の影響
女性ホルモンの減少によって血液中に脂質やコレステロールが多い状態が続くと動脈硬化が進行します。
動脈硬化が起こる事でさらに血流は悪くなり手のしびれの原因となるのです。
ただし中性脂肪は糖質からも合成されます。
そのため中性脂肪の値を減らすためには糖質を控える事も重要です。
コレステロールは細胞の膜やホルモンの材料となり体内で合成されるので食事の節制はあまり意味がありません。
対して中性脂肪は身体を動かす上でのエネルギー源となり食事からの摂取がメインです。
そのためコレステロール値を下げるのではなく、中性脂肪を下げるために食事の節制が不可欠になります。
具体的には
- 揚げ物
- スナック菓子
- チョコレート
などは節制しましょう。
食事の脂分をゼロにする必要はありませんが、普段から気をつけないと知らず知らずのうちに摂取しています。
まずは普段から自分が口にしている物を見直しましょう。
中性脂肪を減らして肩こりと手のしびれを予防!
女性ホルモンが減少する時期には中性脂肪とコレステロール値は上がりやすくなります。
中性脂肪とコレステロール値が上がった状態を放置していると血流が悪くなります。
肩こりや手のしびれは血流が悪化したことで起こるので、普段から脂分は節制するように気をつけましょう。