治らない首の凝りはリンパを流して解消!
寝方が悪いのか朝から首がこる。
首が凝ると頭痛もする。
温めても楽にならないので頭痛薬を飲んでいる。
だけど出来れば薬は控えたい。
こんなことで悩んでいませんか?
こちらでは首が凝る原因と解消法について書いています。
首が凝るのはリンパの滞り
首が凝る人はほとんどの場合で首のリンパの流れが悪くなっています。
マッサージなどを受けた際に見つかるゴリゴリした物は硬くなった筋肉です。
筋肉は緩む時にもエネルギーを使うので、エネルギー源であるグリコーゲンが不足すると硬くなったままで緩みません。
筋線維にはアクチンとミオチンという2種類があり、この2種類の筋線維が固まると凝っているとう状態になります。
こうして筋線維が固まった状態の場所を触ると筋肉がゴリゴリとしており押すと痛みます。
リンパの流れが悪くなると老廃物が溜まり筋肉のゴリゴリが生まれるのです。
なぜ筋肉がエネルギー不足になるのか
筋肉がエネルギー不足になるのは同じ場所に続けて負荷がかかっているせいです。
デスクワークなど同じ姿勢を続けていると、特定の場所だけエネルギー不足になり多くの老廃物が生まれます。
本来なら老廃物はリンパの流れによって流されますが、一か所に集中した老廃物は流しきれずにリンパの流れをせき止めてしまいます。
結果としてリンパの流れが悪くなった場所は筋肉が固くなり凝った感じになるのです。
老廃物とは体内で不要になった物質のことで、常に体内では老廃物が発生しています。
そして筋肉に運動などの刺激が入らないと筋肉の分解が促進されて老廃物が増えていくのです。
老廃物の蓄積は体の機能を低下させ、さらに筋肉への負担が大きくなる悪循環に陥ります。
そのため蓄積された老廃物をこまめに流すことが大切です。
リンパを流して老廃物を除去
老廃物を流すにはリンパの流れを意識します。
リンパの流れをよくすることで老廃物の蓄積を防げます。
ポイントはリンパの流れが滞りやすいリンパ節と呼ばれる部分を刺激することです。
特に首の凝りがひどい場合には腋のリンパ節を刺激しましょう。
やり方)
- 背筋を伸ばして座る
- 腋をつまんで腕を回す
- 腋の前後を変えて腕を回す
リンパの流れが悪い人ほど痛く感じるので、痛い人は軽めに掴みましょう。
10~20回ほど回してリンパの流れが良くなると痛みがマシになります。
痛みがマシにならない人も30回位で止めておいてください。
リンパを流して首の凝りを解消!
首の凝りは老廃物が溜まってリンパの流れが悪くなっているからです。
そのため凝りを解消するには揉むのではなくリンパを流すことを意識しましょう。
普段からリンパの流れを良くすることで首が凝りにくくなります。