狭心症の原因となる心肥大とは
心臓肥大と言われたけど、どんなリスクがあるんだろう。
心臓発作などが起こるんだろうか?
いざという時にAEDは使えるんだろうか、、、
こんな事で悩んでいませんか?
こちらでは心臓肥大の種類や原因、対処法について書いています。
心肥大とは?
心肥大とは、高血圧などが原因で心臓に大きな負担がかかり、心筋が肥大する病気です。
心臓の筋肉が厚くなった分だけ血液の通り道が狭くなるので、心臓は酸素不足になりやすくなります。
そのため心肥大の患者は
- 息切れ
- 疲労感
などを感じやすくなります。
また、心筋梗塞や心不全、不整脈などを併発する可能性があるので、高血圧の人は普段から注意をする必要があります。
心肥大という病気は初期の段階では、息切れを起こし脈が速くなります。
それから徐々に血圧が急激に高くなったり、頭痛が起きるようになったりします。
病気が進行すると、心臓の血管が破裂して出血を起こして死亡する事もあります。
心肥大の原因
心肥大は様々な原因で起こり、年を重ねれば誰でも多少は起こります。
その中でも高血圧症の人は悪化しやすいのが特徴です。
心肥大は健康診断でも発見されます。
エコー検査やレントゲン検査などで確認することが出来るので、不安な人は普段から検査を受けておきましょう。
心肥大の治療は、軽症なら基本的に経過観察です。
心臓の肥大が進行している場合には、薬物治療が始まります。
東洋医学から見た心肥大
世界から見ると日本人には血圧の高い方が多いと言われます。
実に人口の6人に1人は高血圧と言われます。
現在の高血圧の目安は、140/90mmHg以上となっています。
最高血圧と最低血圧の差は脈圧と呼ばれ、血管の硬さを測る指標となります。
理想としては、血圧が120/80で、脈圧が40に収まるくらいです。
あくまで目安なので、一定の血圧でないと危険だとは限りません。
特に日本のように高温多湿の土地だと、血圧は高くなりやすいという意見もあります。
高血圧の原因のほとんどは生活習慣にあります。
高血圧が原因で亡くなる人は多くありませんが、高血圧を放置していると動脈硬化や心肥大を引き起こします。
そのため高血圧は、サイレントキラー(静かな殺し屋)と呼ばれることもあるのです。
たかが血圧が高いだけと思いがちですが、普段から頭痛や不眠、肩こり、手足のしびれなどを感じているならば危険かもしれません。
症状が酷くなるようなら徐々に身体は蝕まれていると言えます。
高血圧を解消するには
心臓の負担を減らすには、血流を良くするのが効果的です。
これから紹介するのは、血流が悪くなりやすい所を改善する体操です。
椅子に座っても立っていても行なえます。
- 頭蓋骨の後ろで首の骨の量横にある窪みに指を当てます。
- 指を保持したまま頭を後ろに倒しながら息を吸います。
- 息を吐きながら力を抜いて元に戻ります。
痛すぎないくらいの力で3~4回行いましょう。
心臓に負担をかける原因は様々ありますが、高血圧の原因となる
- 暴飲暴食
- 運動不足
- 不眠
などは特に意識して改善しましょう。
心肥大を食い止めるには高血圧から
高血圧は生活習慣の改善で行えるので、心肥大が起こらないうちに対処することが肝心です。
精神的なストレスが原因になることもありますが、身体を動かして適度な睡眠と食事を守っていれば高血圧は徐々に解消されます。
とは言え、気にしすぎると心臓に悪いので、ある程度は気楽に考えて行いましょう。