狭心症を解消するための心臓リハビリとは
狭心症に一度なってしまうと解消するのは大変です。
心臓を強くすればいいのですが、強くするための運動も一苦労なので。
そこで今回は病院などでも採用されている心臓リハビリを紹介します。
狭心症の原因
心臓に関わる病気の中でも、代表的なのが狭心症や心筋梗塞をはじめとした虚血性心疾患です。
厚生労働省の統計によると、心臓病は日本における死因の第2位を占めています。
動脈硬化が主な原因で、加齢と共に増加傾向になります。
動脈硬化は生活習慣病の一つとも考えられており、
- 高血圧
- 高血糖
などが長期間にわたって続くことで、動脈の血管壁にコレステロールが溜まって起こります。
さらに溜まったコレステロールが血栓を作ると心筋梗塞を引き起こします。
心臓病になりやすい生活
心臓病の死亡率の高まりと共に、心臓に負担の無い生活が叫ばれています。
心臓病を予防するためには日々の心がけが重要です。
まずは、動脈硬化を助長する高血圧と高血糖の解消からです。
血圧とコレステロール値を正常に保つために、油を植物性を中心にして減塩を目指しましょう。
食事としては栄養バランスが重要なので、品数を増やすように心がける事も大切です。
また、運動不足な人は食事量を減らすことも重要です。
食事の内容は、普段の生活を考えて、運動とのバランスを取る事が大切です。
普段から運動を出来ていれば問題はありませんが、そうでないなら年齢と共食べる量は減らさないといけません。
特に大切なのはお酒の量です。
飲まない人は良いのですが、アルコールの分解は身体にとって大きな負担となり心臓の老化も速めます。
年齢と共に飲食は減るのが普通です。
心臓リハビリ
心拍数が上がり過ぎない程度のペースを保って歩きます。
やり方
- まず、準備運動として軽めに歩きます
- それから徐々にペースを上げますが、息が切れない程度を意識しながら、鼻で吸って口から息を吐きましょう
- 常に一定のペースと時間を守る方が安全なので、感覚に頼らずに時間を測って行うのが大切です
- 終わる時も急に止まるのではなく、徐々にペースを落として最後はゆっくりと歩きながら止まりましょう
以上を守って歩きましょう。
脈拍数は1分間に110~120までが目安となります。
心臓に無理のない運動は全力の40~60%とされるので参考にしましょう。。
運動直後の脈拍数が1分間に110~120くらいなら、40%の運動強度で運動したという目安になります。
昔は、1日10000万が健康に良いと言われていましたが、最近では1日に8000歩が目安となりました。
歩き過ぎも身体には負担となるので気をつけて下さいね。
無理のない範囲で体力アップを目指そう!
狭心症の予防には、高血圧や高血糖の改善が必須です。
そして狭心症になってしまったら、激しい運動は難しいので苦しくない範囲で少しずつ行いましょう。
その上で、徐々に心臓が強くなれば発作は起こりにくくなります。