女性薄毛の原因は瘀血(おけつ)と呼ばれるドロドロ血液だった!
抜け毛の多さが気になる。
細長い髪の毛も抜けるし、太くて短い髪も抜けている。
さらに細くて短い髪まで抜け出したから気になって仕方が無い。
こんな髪の事で悩んでいませんか?
抜け毛自体は普通の現象ですが、以前よりも急に抜け毛のペースが速くなっている時は要注意です。
こちらでは髪の抜ける仕組みと予防法について書いています。
自然な髪のサイクル
髪は一定の期間がたつと自然に抜け落ち、また新しい髪が生えてきています。
この期間をヘアサイクルと呼び、新しい髪は生えた時点で抜ける時期が決まっています。
1本の髪の寿命は約4~6年ですが、髪は1本1本ヘアサイクルが異なるので、早く抜ける髪も当然あります。
ですが、健康な状態なら一度にまとめて抜けることがないため、髪の毛が減るということはありません。
平均としては1日あたり50~100本程度の抜け毛は自然な生理現象ですので心配する必要はありません。
しかし、
- 抜ける量が急に増えた
- 抜け毛が異常に細い
- 抜け毛が短かい
などの状態は異常脱毛の可能性があります。
そのような異常脱毛のなかでも特定の原因が見つからない場合はびまん性脱毛症と呼ばれます。
びまん性脱毛症の原因とは
病院では特定の原因が見つからない時に圧倒的に原因となっているのは、頭皮の血流不足です。
成長期の途中で髪が成長を止めてしまうとサイクルが乱れ成長するはずの時期に脱毛し薄毛になってしまいます。
頭皮の血流が不足し髪が栄養不足で成長できなくなった状態を瘀血(おけつ)と呼びます。
簡単に言えばドロドロ血液の事で、栄養分は運べず老廃物が溜まっていくので髪が育つ土壌とは言えません。
薄毛に関して言えば、よく体質とか遺伝と言われますが、それはドロドロ血液になりやすい体質が遺伝していると言えますね。
瘀血(おけつ)の人の特徴は頭を触った時に老廃物が溜まっている人ほど痛気持ち良く感じ、栄養が足りてない人はぶよっとした感じがします。
いずれにしても髪が育ちにくい状態だと言えますね。
また血流が悪くなると身体のいたるところで痛みが起こったり肌が黒ずんできたりします。
瘀血の状態が進行していくと、
- 子宮内膜症
- 月経前症候群
などの婦人科系のトラブルに発展することが多いので気をつけましょう。
血流は冷えると悪化しやすいので冷やさないのも大切な対処法です。
この状態を改善するためにヘッドマッサージなどの血流改善のための方法がありますが根本治療とは言えません。
何故なら血流を川の流れとして考えると、川の汚れを大量の水で流しても根本的な解決にはなりませんよね?
根本的に解決しようと思えば、川である血管に流れ込む汚れの量を減らして、通常の状態で流れきる量にコントロールする事が大切なのです。
つまり日々の食事で老廃物が溜まりにくい物を選ぶことが重要ですね。
次は老廃物が溜まりにくく瘀血になりにくい食事を書いていきます。
瘀血になりにくい食事とは
血行をよくする調味料に酢があります。
そのためらっきょうの酢漬けやピクルスなどは効果的です。
また、
- ニラやトマトなどの色の鮮やかな野菜
- 納豆、酒粕などの発酵食品
- イワシやサバなどの青魚
などは瘀血を改善するにはもってこいの食材ですね。
次に味が濃いものや脂っこいものは控えましょう
胃腸の機能を低下させる原因になり余計に瘀血の症状を悪化させます。
血流を良くするには内臓の負担を減らすことが重要ですね。
特に冷たい飲み物は控えましょう。
胃腸を冷やし機能を低下させる原因になります。
温かい飲み物を飲むと胃腸の機能が高まり気を作り出すことができるため瘀血と同時に冷え症やむくみの解消にもつながりますよ。
まとめると取るべき食材は
- 色の鮮やかな食材
- 発酵食品
- 青魚
控えるべき食材は
- 味付けが濃い物
- 脂っこい物
- 冷たい物
以上のようになります。
まとめ
病院では血流の低下は病気とはとらえていません。
血流に異常が発見されれば血液をサラサラにする薬は出ますが、頭皮の栄養状態を根本的には改善できません。
結局の所、びまん性脱毛症になる原因の食事を控えて、健康に必要な食材を食べる事がびまん性脱毛症を根治する近道なのです。