副腎疲労を解消する腎臓を捻じる体操
起きてられないぐらいの倦怠感が続いている。
精神的にも落ち込んでやる気が出ない。
生理前に症状はきつくなったり、天気の悪い日にひどくなったりする。
こんな症状で悩んでいませんか?
これは副腎疲労と呼ばれる症状の一つで医師でも知らない人がいるのが現状です。
こちらでは、副腎疲労の原因と解消法について書いています。
副腎疲労とは
まず副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、抗ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌しています。
コルチゾールは血糖値を高めて身体をストレスに強くするホルモンです。
副腎はコルチゾール意外にもドーパミンやアドレナリンなどの身体を興奮させるホルモンを分泌します。
ストレスが過剰で副腎が疲労してくると、コルチゾールやドーパミン、アドレナリンなどの分泌が悪くなります。
すると精神的にうつ症状が出てきたり、身体が慢性的な疲労感を感じたりする副腎疲労の症状が出てきます。
つまり副腎疲労とは、副腎が分泌するべきホルモンを分泌できなくなった状態を指します。
副腎疲労の原因はストレスが過剰なことにあります。
ここでポイントとなるのがストレスの種類です。
ストレスとは言っても、精神的なものと肉体的なものがあるからです。
精神的なストレスを減らすのは難しいかもしれませんが、肉体的なストレスは減らせます。
肉体的なストレスで最も悪影響が大きいのが睡眠不足です。
コルチゾールは朝8時に最も多く分泌され、夕方以降は減少して眠気を誘います。
このコルチゾールのサイクルが崩れると副腎の負担が大きくなり副腎疲労となるのです。
弱った副腎を元気にするには
副腎はわりと強い臓器の一つですが、夜遅くまでの残業や夜更かしなどで睡眠不足が続くと疲れてきます。
副腎が疲労してホルモンの分泌が悪くなると、睡眠のリズムが乱れて夜に眠れなく鳴ったり日中に強い眠気に襲われたりします。
そんな睡眠のリズムが悪化すると、朝起きるだけで強いストレスを感じます。
だから睡眠不足は肉体的なストレスだけでなく、起きるのが辛くなる事で精神的なストレスにもなるのです。
副腎疲労の症状が出だしたら、まずは身体を動かす事で副腎の機能回復を目指しましょう。
やり方)
- 両掌を顔の横で正面に向けます。
- その状態をキープしながら、脇から背中をのぞき込むように捻じります。
- この時にのぞき込んでいる背中に圧力がかかっているのを感じましょう。
- 完全に止まらずにゆっくりと大きくのぞき込んでいきましょう。
曲げる時に息を吐いて、戻すときに吸うようにして呼吸は止めずに行いましょう。
精神的な疲労は身体を動かして回復しよう!
精神的に落ち込みやすいのは心の問題とは限りません。
肉体的なストレスから副腎疲労が起こり、精神的な問題に発展することも多いのです。
だから副腎疲労を解消するにはまず身体を動かす事が基本となります。