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夜中に息苦しくなる喉の動きを高めるには

夜中に寝てると息苦しくなる時がある。

上向きの時だけ寝苦しい。

普段の日中生活ではないので理由が分からない。

こんなことで悩んでいませんか?

こちらでは夜中に息苦しくなる原因と対処法について書いています。

 

喉はどうなっているのか

一般的に喉と呼ばれている部分は咽頭(いんとう)と呼ばれ、食道と気道に分かれる前の骨格筋に囲まれた管状の空間です

鼻から口と気道の始まりである喉頭部の3つが咽頭に分類されます。

咽頭の真下は食道につながり、前下方は気管と肺につながっています。

気管の入口でのど仏があるあたりが喉頭です。

舌根の下から始まり第6頸椎の高さで気管に移行します。

咽頭で大切なポイントが舌の位置です。

通常であれば口を閉じている状態で舌は口の中の上側にくっついています。

ですが舌が通常よりも低い低位舌という人がいます。

舌の位置が低くなると気道が狭くなります

そうすると、いびきをかきやすくなったり睡眠時無呼吸症候群になりやすくなってしまいます。

睡眠時に息苦しさを感じる人の多くは舌の位置が低くて気道が狭くなっています

 

気管はどうなっているのか

気道はU字形の軟骨が前面にあり、後面にあたる食道との境目は平滑筋で出来ています。

そして平滑筋の内側は粘膜となり、異物が入ってきた時にからめとります。

 

気管支喘息などの発作には気道の平滑筋が重要な役割を果たしています。

そして舌骨筋群は交感神経が優位になると緊張します。

本来なら睡眠時には副交感神経が優位になり舌骨筋群は緩みます。

ですがストレスが多い人は普段から舌骨筋群が緊張しています。

つまりストレスを普段から強く感じている人は気道が閉塞され息苦しさを感じるのです

普段からむせやすい人は舌骨筋が緊張しています。

そのため舌骨の周りの筋肉が緊張したままだと、平滑筋は弛緩しても気道が塞がれるので息苦しくなるのです

 

舌骨筋を緩める方法

舌骨筋を緩めるには舌を動かすのが効果的です。

舌を大きく動かして舌骨筋に刺激を入れましょう。

 

やり方)

  1. 舌を大きく前に出す
  2. 舌を鼻先に向けて伸ばす
  3. 口の中で舌を上下左右に動かす
  4. 最後に口の中で舌を動かして唾を出して飲み込む

舌は動かしてから5秒ほどキープしましょう。

また唾を飲みこむ時にも舌骨筋は緩みます。

唾は胃薬の役割もあるので飲み込むと胃の調子も整えます。

 

舌骨の動きがカギだった!

喉のつかえや息苦しさは舌骨の動きの悪さからきます。

特に睡眠時の息苦しさは舌骨の動きが制限されるために起こります。

そのため舌骨の動きを高める事がぐっすりと眠るために効果的です。

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