冷えから起こる副腎疲労の解消法
低血圧で身体が冷えやすい。
寒い時期にはいつも身体がだるい。
朝はいつも元気がないが昼くらいからは身体が動き出す。
これは体質なんだろうか。
こんなことで悩んでいませんか?
こちらでは冷えて不調になる原因と解消法について書いています。
冷えると不調になるのは何故か
身体が冷えていると、常に身体は緊張するので強いストレス状態にあるといえます。
ストレス状態に陥ると血流が悪くなり余計に冷えやすくなります。
すると身体はストレス状態を解消しようと、ストレスに対抗するコルチゾールというホルモンを分泌します。
コルチゾールを分泌するのは副腎ですが、冷えてストレス状態にある人はコルチゾールが過剰に分泌されて副腎を疲労させてしまいます。
副腎が疲労すると身体は強い倦怠感に襲われます。
また身体が冷えやすいと自律神経の乱れも引き起こしやすくなります。
自律神経が乱れるとストレスに弱くなり、さらにコルチゾールが大量分泌されます。
コルチゾールが大量に分泌されると、副腎疲労はさらに悪化しダルさなどは強くなります。
そのため身体のだるさを解消するには冷え性の解消が必須です。
冷え性を解消するには毛細血管を元気にすることが大切です。
毛細血管を元気にする食材
毛細血管を元気にするとは、毛細血管の血流を良くするという意味です。
毛細血管を元気にするのに必要な食事は多岐に渡ります。
少し挙げても、
- 野菜
- 果物
- 全粒穀物
- 豆類
- ナッツ
などを適度に食べることと一般的に言われます。
さらに赤身肉や魚をとり、質の良い油をとるなど実に多くの食べ物が挙げられます。
ですが、全てをバランス良く摂れる人はなかないなません。
そもそも昔の人はそんなに多くの食事を摂らなくても健康でした。
毛細血管を若返らせることで昔から有名なのは、
- ルイボスティー
- シナモン
などです。
これらの食材は薬とも考えられていたほど毛細血管を若返らせる効果があります。
ルイボスティーとシナモンは毛細血管を拡張するピペリンという物質が含まれています。
ルイボスは南アフリカでとれるマメ科の植物で、毛細血管の老化の原因となる活性酸素を中和するフラボノイドも豊富に含まれています。
そのため動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。
シナモンはスパイスの中でも、ビタミンB1~3に加えて、
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
などの血流に関係するミネラルが豊富です。
シナモンは漢方の生薬としても毛細血管を若返らせる効果があるとさるので、血流が悪い人に用いられます。
ルイボスティーにシナモンをかける飲み方も人気で、相乗効果で血流を良くして冷え性を解消してくれます。
毛細血管を元気にして副腎疲労を解消しよう!
とれないダルさや冷えは副腎疲労の症状です。
副腎疲労が悪化すると冷え性が悪化し、さらにストレスに弱くなるの悪循環に陥ります。
そのため、まずは毛細血管を元気にして冷えを解消して副腎を元気にしましょう。