ぎっくり腰の原因は偏った食事の積み重ね
人生初のぎっくり腰・・・!
今まで悪いところは一つも無かったのに。
痛みがない人生を送ってきたから体は健康なんです!
ちょっと待って下さい。
本当に健康で身体のどこも悪くなかったらぎっくり腰にはなりませんよね?
こちらでは知らないうちに進行するぎっくり腰のメカニズムとぎっくり腰にならないための対処法となったときの対処法について書いていきます。
忍び寄るぎっくり腰の影・・・
ただし交通事故や打撲によってどこかをかばっていた等の理由があれば別だと考えてくださいね。
本当に些細なことですが毎日の食事がそんな身体を作っているとしたらどうでしょう?
キーワードは"白い食べ物"です。
白いとは精製された食品である
- 白米
- 小麦粉
- 白砂糖
を指します。
食物を白くすることによってB1だけでなくその他のビタミンB群またマグネシウム、マンガンなども失われます。
ぎっくり腰を起こす人の特徴として筋肉に凝りが出来ていいますね。
凝りの原因になる筋肉中の物質は動物性食品や食品添加物から体に取り入れられます。
この時にカルシウムが少ない人ほど筋肉の疲労から凝りが生じ始めていきます。
血液中のカルシウム濃度が低下すると、その不足を補おうとするため骨に含まれるカルシウムが溶け出されていきます。
その量が多いと組織中にカルシウムが増えすぎて筋肉が硬く緊張した状態になっていきます。
このカルシウム不足の状態が続くと筋肉の緊張のせいでわずかな刺激でぎっくり腰を起こしてしまう状態です。
このような状態にならないために必要なことを次に書いていきます。
筋肉の緊張を緩和する栄養素
筋肉の緊張状態を改善するにはマグネシウムを十分に摂ることが必要です。
マグネシウムはカリウムと共に細胞内ミネラルといいカルシウムが組織に沈着してくるのを防ぐ働きがあります。
またマグネシウムは細胞中でブドウ糖や脂肪がエネルギーに変換される仕組みに欠かすことができません。
マグネシウム不足の状態だと
- だるさ
- 疲労感
が増していきます。
さらに慢性的なマグネシウム欠乏が続くと動脈硬化も進行し最終的には心筋梗塞など心臓病の引き金となる深刻な状態です。
痛みはないけど疲れはある人も要注意です。
食事は外食やコンビニ、弁当が多い人も油断はできません。
症状が軽いうちに栄養素欠乏に対処することが事態の悪化を防ぐ最善の方法です。
またぎっくり腰が起きた後でも効果的なマグネシウムの摂取方法があるので次に書いていきます。
マグネシウムは水で摂取する
実はマグネシウムをサプリや食品で摂るよりもミネラルウォーターで摂る方がぎっくり腰の予防・治療共に効果的なのです。
そもそも身体の水分が不足すると血液がドロドロになり血流が悪くなるのはご存知のとおり。
背骨のクッションの役割を果たす椎間板(ついかんばん)は水分を取り入れて柔軟に形を変える働きがあるため水分が不足すると腰痛の症状を悪化させるのです。
腰ヘルニアを患う人に聞くとほとんどの人が水分とマグネシウム不足でした。
両方を同時に解決するのがミネラルウォーターなのです。
ぎっくり腰が起こった後でも水分とマグネシウム不足だと回復は著しく遅れると言えるのでぜひ意識して摂ってください。
しかしマグネシウムを多く含めば良いかというとそうでもありません。
マグネシウムを多く含むミネラルウォーターは硬水と呼ばれ外国産の水がほとんどです。
硬水ははっきり言って飲みにくく身体に馴染みにくいので国産のミネラルウォーターがオススメですね。
成分を比較しているサイトもありますが国産同士で大きな差は無いので手軽に購入できるものを選ぶと良いと思います。
最後に
今回は水分とマグネシウムについて書きましたが栄養の偏りが全ての元凶だという事を忘れないでください。
昔のことわざにどんな病気も食事で治せないものは存在しないとあります。
これは普段の食事を気をつけていればそもそも病気やぎっくり腰を患うことはないということです。
多くの人は痛めたあとの治療法に目が行きがちですが予防こそ最強だという事を忘れずに。