正しい姿勢が脊柱管狭窄症の原因に!?
脊柱管狭窄症と診断された。
足の痛みとシビレで長くは歩けない。
病院では手術を提案されたけど、どのくらいの効果があるのだろうか?
もし悪化したらと思うと怖いので手術は避けたい。
そんなことで悩んでいませんか?
こちらでは脊柱管狭窄症の根本的な原因と解消法について書いています。
脊柱管狭窄症になるのはなぜ?
年齢を重ねても元気に動き続けるためには適切な姿勢が大切です。
ですが無理に正しい姿勢を維持しようとすると、身体に余計な負担をかけるので疲れやすくなり腰痛や膝の痛みを誘発してしまいます。
高齢になって脊柱管狭窄症を発症する人の多くは適切な姿勢をとれていないのです。
背筋をピンとのばして胸を張るのは正しい姿勢とは言えません。
見た目にはきれいな姿勢ではありますが、身体の負担という面では良い姿勢とは言えないのです。
なぜなら人間の背骨は横からみると緩やかなS字を描いています。
背骨のS字のカーブは重たい頭部を支えるために極めて重要な働きをします。
無理に背筋をピンと伸ばして胸を張るのは背骨のS字カーブを失ってしまうので良い姿勢とは言えないのです。
大切なのは脱力した状態で背骨が自然なS字カーブを描く事です。
背骨の緊張が脊柱管狭窄症を招く
背骨は脳脊髄液というリンパ液の一種が流れており、背骨の柔軟性は脳脊髄液の流れに左右されます。
脳脊髄液の流れが滞ると背骨は柔軟性を失い、頭部の重さを分散できずに背骨沿いの筋肉に大きな負担をかけてしまいます。
背骨の筋肉が緊張し硬くなる事で脊柱管狭窄症は発症します。
そのため背骨の筋肉を緩める事が脊柱管狭窄症の解消につながるのです。
大切なのは背骨の土台である骨盤を動かす事です。
そこでおすすめなのがつま先かかと体操です。
やり方)
足を肩幅に開いて正面を向いて力を抜きましょう
両足でつま先立ちになります
両足のつま先を、かかとを支点として上げます
これをテンポよく繰り返します。
連続で10回を出来るようになると骨盤から背骨の脱力が上手くなります。
背骨を緩めて歩きやすい身体に!
脊柱管狭窄症になる人は背骨の筋肉が緊張しすぎています。
多くの人は力を入れて一般的に良いとされる姿勢を行っているせいで、背骨沿いの筋肉が強く緊張しています。
脊柱管狭窄症を根本的に解消するためには背骨沿いの脱力こそが大切なので、体操を通して背骨を緩めてみて下さい。