体幹を鍛えて腰痛を予防!
疲れると腰痛が起こる。
疲れが溜まってくると腰や背中がピキっと来る。
じっとしてると2~3日で治まるが、疲れるとまた起こる。
こんなことで悩んでいませんか?
疲れて起こる腰痛は体幹の弱さから来ています。
今回は疲れて起こる腰痛を解消する体幹の鍛え方について書いています。
体幹とは
まずは体幹について解説します。
体幹とは言っても人によって認識が違いますが、厳密には首から上と腕、足を除いた部分とされています。
人によっては体幹を鍛えると言うのを腹筋を鍛えると同じと思っています。
ですが体幹には、
- 腹部
- 胸部
- 肩関節
- 股関節
- 背骨
も含まれます。
体幹とはこれらの動きを全て指しています。
そのため一口に体幹が弱いとは言っても、具体的にどこが弱いかで話が変わってきます。
ただし体幹の一部分が弱い人は他の部分も弱いことが多く様々な不調を抱えやすいと言えます。
腰痛は体幹が弱いと起こりやすい
体幹が弱い人は姿勢が悪くなりやすいのが特徴です。
悪い姿勢とは、
- 骨盤が後傾している
- 肩甲骨が外側に開いている
- 頭が前に出ている
などの状態と言えます。
いわゆる下腹ぽっこりの猫背の姿勢です。
こんな姿勢では腰にかかる負担は大きく、身体のバランスを保つことが難しいのですぐに腰に痛みが出ます。
腰痛は腰の筋肉が悲鳴をあげている状態なので、休めばマシになりますが動けば何度でも痛みます。
さらに腰の筋肉の疲労が抜けなくなってくればギックリ腰となります。
ギックリ腰は突然になるのではなく、腰の筋肉への負担が大きく疲労が蓄積した結果として起こります。
また、体幹が弱い人は普段は姿勢を気にしていても疲れると姿勢が崩れやすくなります。
だから体幹を鍛える事は腰痛の予防に重要なのです。
やり方)
1.仰向けになって両膝を立てます。このとき、左右の膝の間は握りこぶしひとつ分入る程度開けておきます。腕は体の横に足の方に向けて伸ばしておきます。
2.息を吸いながら、足の裏でぐっと床を押し、腰を持ち上げます。おなかと胸をあごに近づけるようなイメージです。
3.腕を伸ばしたまま、お尻の後ろあたりで手のひらをあわせる形で握り、肩甲骨を寄せながら、さらに胸を持ち上げ、5秒キープします。
この体操を普段からしておくことで、肩甲骨や骨盤の位置が整います。
体幹を鍛えて肩甲骨や骨盤の位置が良くなることで腰にかかる負担は大きく軽減されます。
体幹を鍛えて腰痛予防
体幹が弱いと姿勢が崩れやすくなります。
疲れて腰痛が起こる人は体幹が弱くて姿勢が崩れやすいからです。
そのため普段から体幹を鍛える事が腰痛予防には大切です。