リウマチは初期症状の対処が肝心!
リウマチ初期と診断された。
膝痛がひどくて辛い。
痛みがひどくなるごとに薬が増量になり、副作用に怯えている。
リウマチの初期症状は人によって違いますが、強い痛みを薬で抑えることが多いのが現状です。
こちらでは、リウマチに起こりやすい初期症状と、初期のうちに少しでも症状を軽くする対処法について書いています。
リウマチの初期症状
リウマチの主な二大症状は、
- 関節の腫れ
- 関節の痛み
になります。
これは、関節リウマチによって関節に炎症が起こるからです。
病気が進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、関節の脱臼や変形により機能障害が生じるようになります。
ですが、初期の時点では何となく調子が悪いくらいなので、見落とされやすいのもポイントです。
関節リウマチの症状は、朝起きてから30分以内くらいに最も出やすく、日中や夜は落ち着くのが特徴です。
そのため、朝に違和感を感じる人は、その時点で対処するのが理想です。
関節リウマチは40代の女性に多く、痛みや腫れの症状は手指の第2関節に出るのが典型的で、左右対称になりやすいことが特徴です。
例外として、左手の指だけだったり、片方の膝だけだったり単関節の場合もあります。
リウマチは、初期だと血液検査で異常が認められない時もあるので、検査が陰性だったとしても症状が続き悪化するようなら再受診しましょう。
リウマチの主な対処法
病院に行けば、リウマチには投薬を始めます。
基本的に長期にわたって飲み続け、効果が弱いようなら徐々に強い薬に変えていきます。
また、炎症が強い時にはステロイドなども併用します。
どんな薬にも言える事ですが、長期の服用や作用の強い薬には副作用の懸念があります。
そのため、リウマチは初期の段階であれば、薬に頼るよりも根本的な対処がおすすめです。
リウマチは自己免疫疾患なので、免疫力を高める生活が重要です。
免疫力を高めるには、
- 6時間以上の睡眠
- 朝と晩のラジオ体操
- バランスのとれた食事
などが基本になります。
また、関節の腫れや熱感が強い時には安静にした方が良いですが、それ以外の関節は普通に動かすことも大切です。
基本的に血流を良い状態にしたいので、痛みがひどくない場合は可能な限り動く方が免疫力が高まります。
最もリウマチに適した運動は水泳と言われます。
熱感のある部分を冷ましながら、浮力の分だけ膝などの関節への負担が減るからです。
食事は、魚類や野菜を炭水化物よりも多めに摂る事が基本となります。
アルコールやカフェインなどは控えた方が無難です。
リウマチの初期症状を見落とさずに対処しよう!
リウマチは悪化すると長引きやすい疾患です。
そのため、初期症状が確認されたら早目の対処が肝心です。
朝に軽い症状が出だしたら注意が必要ですが、初期だと病院でリウマチが発見されるとは限りません。
なので病院では陰性だったとしても、朝に指のこわばりがあるなら免疫力を高める行動を心がけましょう。