へバーデン結節の痛みの原因はモヤモヤ血管だ!
指が痛くて病院に行ったらへバーデン結節と診断され痛み止めを渡された。
痛み止めを飲んでいる間は痛みがないが効果がきれると痛い。
指を少しぶつけただけでも飛び上がるほどに痛いが薬で治るんだろうか?
こんなことで悩んでいませんか?
少しの刺激で強く痛む時には薬だけでは根本的に解決されません。
こちらでは指が強く痛む原因となるモヤモヤ血管の原因と対処法について書いています。
モヤモヤ血管とは
痛みのある部位を血管造影画像で見てみると、モヤモヤとかすんでぼやけて見える新生血管があることが確認されました。
レントゲンでは分かりませんが血管造影画像では確認でき、その見た目からモヤモヤ血管と呼ばれています。
モヤモヤ血管はグシャグシャとした塊のような状態で、栄養分や酸素を正常に運ぶ機能がありません。
モヤモヤ血管になるのは主に毛細血管の部位で、毛細血管が傷ついて修復がスムーズに行われないとモヤモヤ血管が生まれます。
血管が増える時には神経線維も一緒になって増えていきます。
そのためモヤモヤ血管の周りには多くの神経線維があり、他の部位よりも過敏である事が多いのです。
特に毛細血管が多い指先で、へバーデン結節のように少しの刺激で痛む時はモヤモヤ血管が出来て神経線維が過剰になっている可能性があります。
モヤモヤ血管を予防するには
モヤモヤ血管を予防するのにポイントとなるのがエストロゲンです。
エストロゲンは血管の内側の壁を修復する働きもしています。
そのためエストロゲンの分泌量が減少し、血管壁の修復作業がスムーズに行われないとモヤモヤ血管が生まれやすくなるのです。
モヤモヤ血管の周りの神経線維は過敏で、モヤモヤ血管に血液が流れるたびに痛みます。
そのためモヤモヤ血管がある限りは痛みが長引きやすくなります。
そもそも血管が傷つく原因に高血糖や高脂血症などがあります。
血流が悪いことで血管は傷つきやすくなるからです。
普段から食事の不摂生が目立つ人ほどモヤモヤ血管は増えやすいと言われます。
モヤモヤ血管を解消するには
モヤモヤ血管と神経は一度できてしまうとすぐには減りません。
むしろ痛み止めや湿布などでごまかしていると増える危険すらあります。
特に40歳を過ぎたころから血管は脆くなるのでモヤモヤ血管ができやすいと言えます。
モヤモヤ血管を増やさないために出来るのは運動と食事です。
運動と食事に気をつける事で、女性ならエストロゲンを増やし男性ならテストステロンを増やせます。
エストロゲンもテストステロンも強い抗炎症作用をもっていますが、若い方でもスポーツや仕事で繰り返し負担がかかっている部位にはモヤモヤ血管ができる可能性があります。
エストロゲンとテストステロンは違うように見えて、実は同じ原料からできているので化学的な構造はよく似ています。
男性ホルモンの一種が酵素によって変身し、女性ホルモンに変わります。
そのためエストロゲンもテストステロンも原料は同じで、どちらもコレステロールという脂質から作られます。
そこに多くのタンパク質酵素が作用することでエストロゲンとテストステロンは作られます。
基本的には
- 卵
- 肉類
- 魚
- 牛乳
などの動物性のタンパク質は必須です。
一部の必須アミノ酸は植物性よりも動物性の方がはるかに摂取効率が良いからです。
動物性たんぱく質はコレステロールも含んでいるので、動物性たんぱく質を摂取すればコレステロールを原料とするエストロゲンとテストステロンが作られやすくなります。
またアボカドやヤマイモ、ニンニク、タマネギなどはタンパク質と一緒に食べるとテストステロンの増強作用が確認されています。
モヤモヤ血管を解消して痛まない身体に!
モヤモヤ血管が出来ると痛みに敏感になります。
そしてモヤモヤ血管は40歳を過ぎたころから出来やすくなります。
モヤモヤ血管を根本的に解消しようと思えば、血管の修復をしてくれるエストロゲンとテストステロンを増やす事です。
そのために普段から運動や食事には気をつけましょう。