O脚になる人は足の骨が硬い!?
O脚を治したいなぁ、、、。
どこで治せばいいんだろう?
O脚の人はどこで治すか、どうやって治すかに気をとられがちですが原因の解決をしなければ元に戻ってしまいます。
こちらではO脚の原因として少し意外な足根骨(そっこんこつ)について書いていきます。
足根骨とは
足根骨は全部で7個の骨からなる足首のくるぶしより下で足の指より後ろにある骨です。
足の指のつけ根から踵までの骨は一つ一つの形も大きく違います。
特徴としては四角いブロックのような骨が隙間なく積み重なっている状態なので関節があまり動きません。
しかし足裏のアーチを形成する上で非常に重要な働きをします。
あまり動かない関節とはいえ固くなると歩く時の衝撃を吸収できずに骨盤まで衝撃をダイレクトに与えてしまうからです。
骨盤まで衝撃がいく事で上半身のバランスが崩れやすくなるので無意識に踏ん張る力が働きお尻の筋肉が固くなります。
これがO脚を誘発する原因となるので注意が必要ですね。
さらに無意識に踏ん張る事で足の指の変形や歩行時に捻じれた姿勢になるなど悪い事だらけなのです。
次は足根骨が固い人の特徴を書いていきます。
足根骨が固い人の特徴
まず多いのが外反母趾や浮き指といって通常時に指が地面にくっついていない状態です。
また扁平足の人も多く指が踏ん張れずに真っ直ぐ蹴って歩けないので足先が外方向へ流れるねじれ歩行も起こります。
このような状態が続くと男性なら膝が外側に開くがに股O脚になりやすくなります。
女性なら太ももの内側の筋肉が強い事が多いので逆に膝が内向きになり出尻O脚になります。
原因としては子供の頃から外で遊んだり裸足で歩く機会が少ないと指があまり使われないので踏ん張る力が弱くなります。
さらにサイズの合わない靴やヒールの高い靴などを履いていると脱げないように無意識に足指をそらせて歩く習慣になってしまうので控えたいですね。
足指を反らせる癖がつくと指に体重を乗せられないので足指を曲げるための筋肉はどんどん弱くなっていきます。
つまり足指を曲げる筋肉が低下することで足根骨は固くなると言えます。
次は低下した足指の筋力を取り戻す方法を書いていきますね。
足指の筋力アップ
椅子などに座った状態で足の指を動かしてみましょう。
グーは指を丸めます。
チョキはグーの状態から親指だけ立てます。
パーは指を開くように広げます。
筋力の低下している人や足根骨の固い人は指がつりそうになります。
つりそうになって上手くできない人にはタオル掴みがお勧めです。
こちらはもっと簡単で 椅子などに座って床にタオルを置きます。
タオルを足指だけで掴めるようにします。
どちらも10回ずつ位を1日に3セット行えば筋力のアップにつながり足根骨の固さが改善します。
まとめ
世の中にO脚の矯正法はたくさん存在しますがなった原因までは明らかにしてくれません。
O脚が治ったとしても再発しては意味が無いので足指が反っていたり外反母趾の人はそこから治療した方が良いですね。
足の指は癖がつくと治すのに時間はかかりますが必ず成果は上がるので頑張ってください。