症例報告
座っているだけでも辛かった、長年の腰痛。
- 患者
- 20代 男性
- 来院
- 2018年4月10日
- 症状
- 過去にギックリ腰何回も起こし、座っている時に腰に痛みが出てくるとのこと。どんどん悪化腰痛がしてきて、起床時にも痛みがでてきて、これ以上悪化して困るとご来院
- 治療内容と経過
- 検査を行い、股関節や背骨の硬さが見られ、硬くなっている原因が内臓の疲労、特に肝臓が疲労していますと説明。
初回は身体の回復を妨げている、肝臓と硬くなっている背骨や股関節の動きをつけていくように施術
2回目(3日後)起床時の痛みは変化なし、座っているときの痛みはあるが、体感的に少しマシになってるとのこと。前回と同様に肝臓、背骨と股関節の動きをつけていくように施術。仕事中の座っている時に正しい姿勢を意識しているとのこと、しかし正しい姿勢いわゆる良いと言われている姿勢 も長時間続けていると負担がかかります、同じ姿勢を続けないように指導
3回目(1週間後)起床時の痛みはある、座っているときの痛みは、痛みが出てくるまでの時間が伸びてきた。休肝日は週1日つくっているとのこと、お酒飲む時に水分を取らないとのことなので、飲む時には同量の水を飲み、身体の脱水を防ぐように指導。
4回目(1週間後)起床時の痛みがマシとのこと、座っているときの痛みが夕方まででなかったとのこと。座位での姿勢が多い方は股関節が動きが悪い方が多いと説明、座位で殿部のストレッチや股関節を動かす体操を指導。
5回目(1週間後)起床時の痛みがなく、スッキリ起きれたとのこと。前回指導の体操すると座位での姿勢がらくとのこと。
6回目(10日後)座っているときの痛みが出なかった。起床時も調子良い肝臓の状態も良くなってきて、身体の回復力も上がってきたので、肝臓に良いとされる、酸味のある食べ物を取り入れるように指導
7回目(10日後)前回治療から朝起きたときの痛みは少し出たが、座っているときの痛みは出ていない。今週はお酒を飲む機会が多く、水分も適量を飲めなかったとのこと、身体に必要な水の量が体重の約3%ですとお伝え。
8回目(14日後)起床時の痛みはなく、座っているときの痛みも出なかった。肝臓の反応のも消失、股関節や背骨の動きも出ている、身体の問題も無いため治療終了。 - 食事指導
- お酒を毎日飲む、甘い物の毎日食べる、水分の摂取が少ないとのこと。
休肝日を週1回作る、甘い物を控えること、水を体重の約3%飲むことを指導。 - 同時に治療した症状
- 頭痛、肩こり
- 考察
- 長年悩まされていた腰痛の治らない原因は、背骨や股関節の動きが悪くなっていました、そして飲酒や甘い物を毎日飲み食いしており肝臓自体の重さや肝臓の反射点反応がでて肝臓の疲労がありました、肝臓が疲労することで循環が悪くなり、背骨や股関節の動きが硬く、肝臓の疲労があることで身体の回復力が低下し、起床時から腰の痛みが出てくるという状態になっていた。治療とともに、食生活アドバイスで休肝日や甘いものを控えて、水分を摂るということを徹底していたために、早い改善となった。
※個人の感想であり効果を保証するものではありません。