歩く時の膝痛は中殿筋を高めて解消しよう!
膝痛で歩くのを控えている。
だからといって歩かないと太りそうだ、、、。
こんな時は何をしたらいいんだろう?
こんなことで悩んでいませんか?
こちらでは膝痛で悩んでいる人が安心して歩くために必要な事を書いています。
歩く時に大切な中殿筋
膝痛を起こさずに歩くためには良い姿勢をとることです。
良い歩行姿勢とは、身体の軸がぶれたり沈んだりせずしっかりと姿勢が維持できている状態です。
足からの力を効率的に使えれば歩くほどに身体は元気になります。
歩くとすぐに疲れるという人は、体力が無いのではなく歩き方が悪いと考えられます。
また膝痛や足底筋膜炎が起こる人は、歩く時の姿勢が悪く色々な所に負担がかかっていると言えます。
効率の悪い歩き方は筋肉や関節の負担を増やし、繰り返し負担をかけることで炎症が起きて痛みが強くなります。
膝痛を解消するのに大切なのは筋トレではありません。
歩く姿勢を維持する筋肉が弱いから、歩き方が悪いと考える人もいますが筋力の問題では無いのです。
立つときや歩く時に身体が左右にぶれないように安定させるのは中殿筋という筋肉です。
中殿筋が働いているかどうかは片足立ちをすると分かります。
中殿筋がしっかり働いていない人はバランスを崩して立っていられません。
片足で立てない人は中殿筋の働きが悪いのです。
中殿筋の機能を上げるには
中殿筋の働きが悪い人は立った時の姿勢が不安定になります。
また座っている時も猫背になりやすくなります。
そもそも中殿筋が弱くなる原因は、長時間の座った姿勢と歩く時間の不足です。
長時間のデスクワークで運動不足の毎日を送っている人は中殿筋が弱っています。
そのため現代人の多くは中殿筋が弱っているのです。
やり方)
- 膝と股関節を90度に曲げて座ります
- 右の臀部を伸ばしたいなら右の足首を左ひざの上に乗せます
- 背筋を伸ばして上半身を前に倒します
この時の注意点として足を組むのではなく反対側の膝の上に乗せるのは足首までにして、 上半身は曲げずに伸ばした状態で倒しましょう。
そして、倒した状態で臀部が伸ばされているのを感じたらその体勢を10秒間キープして、片側3回ずつ行います。
中殿筋は意識してストレッチをしないと伸びる機会が少ない筋肉です。
また大殿筋の緊張に伴って中殿筋は硬くなるので、座っている時間が長いと感じる人は意識して行いましょう。
中殿筋を緩めて膝痛を解消しよう!
膝痛を根本的に解消するにはきれいな姿勢で歩くことが大切です。
ですが、きれいな姿勢を維持するには中殿筋の働きが不可欠です。
中殿筋が硬くなると本来の機能を発揮できずに、姿勢が歪んでしまいます。
そのため普段から座っている時間が長くて運動不足で中殿筋が硬くなりやすい人は、中殿筋を意識してストレッチしましょう。