自律神経失調症の治療と予防のポイントとは!
寝起きに体のだるさや重さを感じる、、、。
朝はコーヒーを飲まないと目が覚めない。
夕方位になってやっと元気になってくる。
それはもしかしたら自律神経が乱れ始めているサインかもしれません。
こちらでは自律神経失調症の前症状と予防法、なってしまった時の対処法について書いていきます。
こんな時は要注意
人間は朝起きてから1時間も経てば完全に覚醒します。
それが3時間たっても眠いとかコーヒーを飲まないと目が覚めないというのは寝ている時にリラックスする副交感神経が働いていない証拠です。
つまり睡眠中のあなたの体が緊張しているのが原因で寝ても休めていない状態だと言えますね。
興奮する交感神経は活動時や緊張時に働き、副交感神経は休憩時や睡眠中、リラックスしている時に働きます。
そのため寝ている時には副交感神経が働き昼間のダメージや疲労などを回復させているのです。
しかし寝ている時に交換神経が活発なままだと体の回復が十分に行われずに寝起きに体にだるさや重さを感じるのです。
これでは自律神経が乱れるのは当然と言えますね。
次は交感神経と副交感神経がきちんと入れ替わるために必要な事を書いていきます。
交感神経と副交感神経のスイッチ
交感神経と副交感神経を切り替えるのに最も重要な事は起床後に朝日を浴びて朝食をしっかり食べる事です。
質の悪い睡眠の原因として体内時計の乱れがあります。
朝に太陽の光を浴びて脳で認知すると体内時計が整いよるになれば自然と眠くなるように人間の身体は出来ています。
また朝食を食べることで内臓が働きだすので体内時計は一段と整いやすくなりますよ。
次に重要なのは体温の調節です。
人間の身体は深部の体温が下がると自然に眠気が起こります。
しかし空調の効いた部屋に一日中いると自然な体温調整が出来ません。
寝る前の体温を下げやすくするためには一日のうちに体温が上がる時間を作りましょう。
軽い運動や入浴などで体温を上昇させれば夜には体温が下がりだし眠くなります。
子供が昼間に暴れて夜にぐっすりなのは体温の変化が健康的に行われている証拠ですね。
睡眠や運動の時間が取れない人は日々の食生活で一工夫しましょう。
次は自律神経を整える食生活のポイントです。
自律神経を整える食生活
例えば炭酸水は交感神経を落ち着かせ副交感神経を優位にしてくれます。
炭酸は身体にとって不要なので身体は排泄しようと働きます。
その時に疲労物質の乳酸も体内から出して筋肉の疲労回復をしたり血行を促進してくれるので効果的。
自律神経が乱れている人は尿や便も正常でない事が多いです。
過剰に尿を我慢したり日頃から下痢や便秘を患っている。
自律神経失調症の多くの人は排泄が上手くできません。
逆を言えば排泄を整える事で自律神経は整うのです。
排泄が乱れる最大の原因は水分不足にあります。
だから炭酸水は尿にも便にも有効なんですね。
また下痢や便秘になりやすい過剰な油分や食品添加物、利尿作用の強いアルコールやカフェインは正常な排泄リズムを乱すので控えましょう。
まとめ
人間の身体は朝起きてから活動できるように自律神経がバランスを整えてくれています。
だから自律神経の乱れはうつやヒステリー、めまい、しびれなどの前段階として朝のだるさなどとして現れます。
大切なのは睡眠や運動、水分の摂取になるので自律神経失調症と診断された人もまずは、こういった事から整えると治るのが早くなりますよ。