自律神経失調症の息苦しさは鼻歌で解消できる!?
普段から息苦しさを感じる。
食べた後などは胃もたれがするし余計に息苦しい。
これは自律神経失調症なんだろうか?
こんな悩みはありませんか?
自律神経失調症になると、肺や胃の症状が出てきます。
こちらでは自律神経失調症による息苦しさの原因と解消法について書いています。
自律神経失調症の影響
自律神経は、全ての内臓に影響を与えます。
特に影響が強いのが
- 肺
- 心臓
- 胃腸
になります。
自律神経失調症には様々な身体症状や精神症状がありますが、身体症状の中でも肺と心臓、胃腸に関連する症状は特に多くあります。
ストレスを強く感じれば息苦しさや胸の痛みを感じます。
これは肺や心臓に自律神経が強く作用するからです。
また神経性胃炎という言葉通り、強いストレスは胃に炎症を起こします。
自律神経失調症の肺における症状は息苦しさになります。
本来なら、呼吸を繰り返す事で自律神経は整いますが、過度なストレスにさらされると呼吸ができずに自律神経が乱れます。
多少のことなら時間と共に回復しますが、自律神経の乱れが頻繁に起こると自律神経のコントロールが出来なくなり自律神経失調症となります。
ストレスを感じている状態だと、呼吸は浅くて早い交感神経が優位な状態になります。
普段から運動不足の人の呼吸は浅いので、交感神経が優位になりやすくなります。
自律神経失調症の状態が長く続くと精神面にも影響し、
- 不安障害
- パニック障害
- うつ病
などの疾患を併発する危険が高まります。
自律神経は肺で整える
自律神経を整えるには、内臓の中でも肺の機能を高めるのが効果的です。
肺は他の内臓と違って、呼吸を通して意識的に動かすことも可能だからです。
腹式呼吸は練習をしても日常でするのは難しいのが現状です。
ですが、お手軽に腹式呼吸を実践する方法があります。
それが鼻歌です。
鼻歌を全力で歌おうと思うと、呼吸が浅い人は息苦しくなります。
その時に口を開けずに鼻呼吸だけで鼻歌を歌うと自然と深い腹式呼吸になります。
私たちの鼻は様々な機能を持っていますが、呼吸をスムーズに行うことは最も重要な機能の一つです。
鼻から吸い込まれた空気は、鼻腔の中を通るうちに適切な温度(約36℃)と湿度(約90%)になって肺を潤します。
この温度と湿度だと肺に届けられた空気は、肺の中でスムーズに循環できます。
これが口呼吸だと冷たかったり乾いていたりして、肺はダメージを受けてしまいます。
そのため鼻からの呼吸を意識することは、呼吸を深くして肺の機能を高めるので自律神経失調症を解消する作用があるのです。
鼻歌で自律神経を調えよう!
自律神経の影響の中でも、呼吸に関する症状ははっきりと出ます。
それだけに呼吸を利用した鼻歌は自律神経を整えるのに効果的です。
特にストレスで息苦しさを感じる人に鼻歌はおすすめです。