肩こりと猫背を起こす筋肉②小胸筋
昔から肩こりだ。
普段から猫背だと指摘される。
カチコチの肩はマッサージをしたもすぐに硬くなる。
こんなことで悩んでいませんか?
こちらでは猫背と慢性的な肩こりの原因と解消法について書いています。
小胸筋とは
猫背の原因となる筋肉はたくさんありますが、中でも最も原因となりやすいのが小胸筋です。
小胸筋は肋骨の前面から肩甲骨にくっついています。
肩甲骨には烏口突起と呼ばれる部分があり、鎖骨の下あたりに飛び出しています。
小胸筋は肩甲骨を外側に動かしたり下方に動かしたりします。
この小胸筋はデスクワークやパソコン作業などで腕を前に出していると硬くなります。
また緊張して肩をすくめていると小胸筋はさらに硬くなります。
硬くなった小胸筋こそが現代人に多い肩こりの原因です。
また小胸筋は呼吸にも関わるので、呼吸が浅い人はさらに硬くなりやすいと言えます。
そして硬くなった小胸筋は神経を圧迫し、胸郭出口症候群という腕のしびれを起こす原因ともなります。
小胸筋のストレッチ
色々な役割を果たす小胸筋ですが、普段の生活では自然と緩むことは少ない筋肉です。
そのため小胸筋は意識してストレッチなどで伸ばしてやることが重要です。
やり方)
- 壁の傍に立ち肘を肩よりも高く上げる
- 手のひらから肘までを壁に当てる
- そこから身体を前に出して深呼吸をする
左右交互に20秒ほどずつ行いましょう。
小胸筋は強い筋肉ではありませんが、呼吸にも関係する重要な筋肉です。
この小胸筋が硬くなってくると知らないうちに呼吸が浅くなり不調の原因になります。
小胸筋をほぐしてきれいな姿勢に!
小胸筋は日々の疲れが溜まっているとどんどん硬くなる筋肉です。
特に運動不足の人は余計に硬くなります。
そのため普段から意識して体操をすることできれいな姿勢を作り、肩こりから解放されます。