肩こりと猫背を起こす筋肉③広背筋
気が付いたら背中が丸くなっている。
気をつけようとは思うが疲れてくると自然と猫背になる。
肩こりがひどいのは猫背のせいだと思うが、猫背が治らない。
そんなことで悩んでいませんか?
こちらでは肩こりと猫背を同時に起こす原因と解消法について書いています。
広背筋とは
広背筋は腰の辺りから腕のつけ根に付くかなり大きな筋肉です。
広い背中の筋肉の名前通りに、広背筋は背骨から骨盤と広い面にくっついており上腕を内下方に引っ張る作用があります。
この広背筋が硬くなる事で巻き肩となり猫背となります。
慢性的な肩こりに悩んでいる人の多くが広背筋が硬くなっています。
広背筋が硬い人は肩から背中にかけて張った感じや痛みが起こります。
最近ではスマホのいじり過ぎで広背筋が硬くなっている人が増えています。
この広背筋は普通に生活をしていると緩む機会が少ないのが特徴です。
なぜなら広背筋は何かにぶら下がった時に伸びる筋肉だからです。
近所に鉄棒でもあれば良いのですが、そうでない人は広背筋を伸ばす機会はほとんどありません。
広背筋は運動の動作では肩関節を内側に引っ張太り後ろに伸ばしたりする時に使います。
ただし広背筋は腕を動かすだけでなく、腕が固定されていれば骨盤を上に引き上げます。
広背筋を緩める体操
広背筋は日常では伸ばす機会が無いので、意識して伸ばさないといけません。
広背筋を普段から伸ばしておけば五十肩の予防にもなります。
やり方)
- 立った姿勢でタオルの両端を持ってバンザイをする
- 体幹と腕をまっすぐにした状態で身体を前に軽く倒します
- そこからゆっくりと身体を回転させましょう
右と左周りを5回ずつ繰り返します。
この時に肩関節は動かさないようにしましょう。
背中がじんわりと伸びている感じがすればOKです。
広背筋を伸ばして肩の動きをアップ!
広背筋は猫背と巻き肩の原因になる筋肉です。
バンザイをしないと伸びる事がない筋肉なので意識して伸ばしましょう。
普段から伸ばしておくことで姿勢がキレイになり肩こりからも解放されます。