耳鳴りは肺が原因になる事も!?
以前から耳鳴りがあり身体がむくんでいる自覚はあった。
リンパの流れが悪くて耳鳴りは起こるんだろうか?
検査では脳などに異常は無かった。
こんなことを疑問に思っていませんか?
こちらでは耳鳴りの隠れた原因と正しい解消法について書いています。
耳鳴りの原因は耳にないことも
耳鳴りが止まらない原因が耳にあるとは限りません。
病院に行けば耳鳴りは耳の状態を丁寧に調べられます。
ですが最近の医師は耳しか調べません。
耳鳴りが難治性だと言われるのは、耳しか調べない事にあるかもしれません。
医師によっては耳鳴りは止まらないから死ぬまで上手に付き合うしかないという人もいます。
実際には脳梗塞や高血圧など耳以外にも幅広い原因で耳鳴りは起こります。
肺の働きが悪いと頚椎の動きが悪くなり、頚椎の動きが悪くなると耳鳴りの原因となります。
そのため耳鳴りの原因が肺だったという場合があるのです。
耳鳴りのきっかけが軽い肺炎だったという事もありました。
東洋医学では肺は水分代謝を調節しており、水分代謝の低下が耳鳴りを起こすことに気が付いていました。
運動不足がきっかけで耳鳴りが起こる人もいれば、自律神経の働きが悪くなって起こる耳鳴りもあります。
耳鳴りを患う人は、自律神経の乱れがほぼセットです。
とは言っても、自律神経の乱れだけが原因とも限りません。
そもそも耳鳴りとは言っても、キーンという高い音やジーっという低い音など種類があります。
それこそ体質によって起こりやすい耳鳴りの種類は違います。
耳鳴りが鳴っている人に共通しているのは首の筋肉が異常に緊張している事です。
東洋医学では筋肉の異常な緊張は首周りの痰湿(むくみ)だと考えます。
だから、むくみやすく筋肉が緊張しやすい人ほど耳鳴りは起こりやすいのです。
キーンという高い音の鳴る場合、胃の調子が悪い人は腕から首の筋肉が緊張していることが多くあります。
気圧の変化によって起こる耳鳴りはジーっという低い音がなる傾向があります。
一般的には高い音の耳鳴りは音を感じる器官の異常で、低い音の耳鳴りは音を伝える器官の異常と言われます。
耳鳴りを解消するには
耳鳴りが首の筋肉の緊張が原因なのは確かです。
そして首の筋肉はむくむと緊張が強くなり、
- 自律神経の乱れ
- 暴飲暴食による胃の弱り
- 睡眠不足
などがむくみの原因となります。
これらは身体の水分代謝を低下させ、リンパの流れを悪くします。
リンパの流れが悪いから音を感じたり伝えたりする部分に問題が起こります。
つまりリンパの流れを良くすることが耳鳴り解消への近道なのです。
おすすめなのが深呼吸です。
始めに紹介した通り、肺の動きが悪いと首の筋肉が緊張します。
逆に肺の動きを高める事が首の筋肉の緊張を緩めるのに効果的なのです。
普段からストレスを抱えて自律神経が乱れている人ほど、意識のうちに浅い呼吸をしています。
すると余計に首の筋肉は緊張します。
そこで意識して深呼吸をすると首の筋肉が緩み耳鳴りが治まりやすくなるのです。
肺を整えて耳鳴りを解消しよう!
耳鳴りの原因に水分代謝の悪さがあります。
水分代謝を良くするには肺の機能を高める事が近道です。
正しく対処すれば耳鳴りはきちんと解消されます。