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高血圧でめまいを起こす種類

高血圧が原因か分らないがめまいがひどい。もしかしたら何かの病気?
そんなあなたに、高血圧で起こるめまいの種類をご紹介します。
また、おススメする高血圧改善方法もご紹介しますので、これを行って病気を未然に防ぎましょう!!

高血圧とめまいの関係

まずはじめに、高血圧は大変危険な疾患です。

場合によれば脳梗塞や心疾患を起こす場合がありますので、高血圧の方は身体の管理をしっかり行うことが大事です

そもそも、めまいが起こる場合って”高血圧より”低血圧”のほうが多いんじゃないの?
と、思われている方が多いのではないのでしょうか。

血圧が原因でめまいを起こす場合は、何らかの原因で脳に血液が十分に行っていない時に起こります。

ですので、低血圧はもちろんですが高血圧の方でもめまいは起こります

また、高血圧でのめまいで恐ろしいのは、命に関る危険な疾患が含まれているという事です。

その疾患によって、めまいの症状も変わってきますので、ここでは疾患ごとにめまいの種類を分けて、高血圧で起こるめまいについてご紹介していきます。

では、さっそくご説明していきます。

 

からだがフワフワするめまい(浮動性めまい)

脳梗塞

では、まず”浮動性めまい”についてご説明します。

(症状)

  • 身体がふわふわした感じでふらつく
  • まっすぐ歩けない
  • 姿勢を保つのが難しい

随伴症状:頭痛・顔面や手足のしびれ・運動マヒ など

原因:脳の異常(中枢性疾患)

このめまいの原因となる中枢性疾患は、”脳梗塞・脳出血・椎骨脳低動脈血管不全症”になります

これらの疾患は脳血管障害(脳内にある血管に循環が悪くなること)で起こりますが、高血圧はこの要因の1つに挙げられますので、結果、中枢性疾患を起こし”浮動性めまい”が起こります。

 

流れとしては

高血圧

脳血管障害(動脈硬化)が起こる

脳梗塞・脳出血・椎骨脳低動脈血管不全症をきたす

”浮動性めまい”

                               とこのようになります。

 

これらの疾患は”命”に関る重篤な疾患ですので、病院で診て頂く必要があります。

ですので、こういった”ふらつくめまい”また、手足のしびれを伴う方は病院ですぐに診て頂いて下さい。

 

立ちくらむようなめまい

心臓 悪

次に立ちくらむようなめまいついてご説明します。

(症状)

  • 立ち上がるとクラッとする
  • 時に目の前が暗くなる
  • 失神をともなう

原因:血圧の変動に関係する全身性の病気(全身性疾患)

このめまいの原因となる全身性疾患は、重篤な場合で”自律神経失調症”や”心疾患(心筋梗塞など)”貧血、そして高血圧、低血圧が挙げられます。

また、”高血圧”がこのめまい原因となる場合は”起立性低血圧”といって座っている状態から立ち上がる時に起こります。

ん?まてよ”起立性低血圧”…”低血圧”と書いてあるけど”高血圧”が原因じゃないの??と思われた方。

もちろん低血圧でもおこりますが、高血圧でもこの”起立性低血圧”は起こります。

起立性低血圧は、”座った状態から立ち上がる”時に起こりますが、これは重力に関係しており、立つと重力で全身の血液が足に溜まり、心臓にもどる血液が減り一時的に血圧が下がります。

そして高血圧また低血圧の方はその対応(血液を全身に流す)を即時に行う事ができないため、脳に血液を充分に送れず、立ちくらむようにめまいが起こり、最悪の場合そのまま失神して倒れてしまう事もあります

以上が、高血圧が原因でめまいが起こる種類です。
上記のようなめまいがある方で、まだ病院に行かれてない方は一度病院で診て頂くことをおすすめします。

では、次におススメの高血圧改善方法をご紹介します。

 

おススメの高血圧改善方法!!

野菜と果物

高血圧でお悩みの皆様。血圧を下げろと言われますが、食事制限であったり、運動であったり、続けるとなると難しいところありますよね。

そこで、楽しく健康になれたらいいなと思い、私おススメの高血圧改善方法をご紹介します。

①食事

*新鮮な食品を選ぶ*
新鮮なものは、食品事態にしっかりと味がついていますので、余計な調味料を加えなくてもおいしく、栄養も豊富でお身体にはばっちりですよ!

②運動

*景色のいい場所で散歩する*
景色のいい場所で散歩することで、心も晴れ晴れし、散歩は有酸素運動になりますので、血圧低下運動にはもってこいです。

出来るだけ、毎日行うことをお勧めしますが、無理な場合は2日に一回30分以上散歩してください。

③ストレスを溜め込まない

*人と会話する*
ストレスが溜まると交感神経が高まり血管が収縮しますので、より血圧が上がってしまいます。
ですので、相手に話を聞い、ストレスを緩和させましょう。

以上が、オススメの高血圧改善方法です。

では次に、東洋医学で診る高血圧についてご紹介します。

 

東洋医学でみる高血圧

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では、東洋医学でみる高血圧についてご説明します。

東洋医学では高血圧という病症自体はありませんが、ほかの症状と一緒に現れてくることがありますので今回はめまいとともに高血圧が起こる病症をご説明します。

 

肝火上炎(かんかじょうえん)

長期による精神的ストレスやイライラしがちになると肝臓の気(エネルギー)を身体の上に上げる働きが過剰になり、頭で気が停滞する。その停滞していた気が熱により熱化することで、高血圧・めまい+頭痛が生じる。

*水蒸気が熱により上にのぼるイメージです。

 

痰濁(たんだく)

脂っこい物や甘い物の取りぎでなどで、身体の水分がドロドロになり流れが停滞している状態。
そのドロドロの水が熱化して、頭部に行くことで高血圧・めまい+頭の重だるさを感じる。

*泥水が熱によりもっとドロドロになり重たくなるイメージです。

 

肝腎陰虚(かんじんいんきょ)

セックスのしすぎや老化により腎臓の気(エネルギー)が減ると、”陰液”である血液を十分に作れなくなり、身体の熱を抑えることができず身体に熱が溜まった状態になる。そして、その身体に溜まった熱が頭に上り高血圧・めまい+耳鳴りが生じる。

*火を消す水がなく、火の熱が抑えられないイメージです。

以上が東洋医学で診る高血圧になります。

これらの高血圧の改善としては、イライラして血圧が上がらないようにストレスを発散したり、甘いもの、脂っこいものは控えたりする。また、気(エネルギー)が不足しないようにバランスのとれた食事、睡眠をしっかりとって身体を休ませてあげることです。

 

まとめ

ふわふわするめまい、手足のしびれがある場合は”浮動性めまい”
このめまいは、脳の障害で起こりますので、病院に行きましょう。

立ちくらむようなめまい、失神を伴う場合は全身性疾患が原因となります。

血圧の問題だけでなく、自律神経や心疾患である場合もありますので、まずは病院に行って検査して頂て下さい。

そして、改善方法として食事、運動、ストレスを溜め込まない。

是非、行って頂き、病気を未然に防ぎましょう。