酸っぱい物が込み上げる逆流性食道炎を治す方法
酸っぱい物が胃からこみ上げてくる。
食後は特にひどくて胸やけもする。
ひどい時は空腹のときでも喉が痛むようになった。
これは逆流性食道炎の症状です。
多くの人は大したことはないと思って放置しがちですが、逆流性食道炎は悪化し慢性化しやすい症状の一つです。
こちらでは逆流性食道炎の症状と早期発見による治し方について書いていきます。
逆流性食道炎の人に多い悩み
- 吐き気
- 胸やけ
- 酸っぱい物がこみ上げる
これは逆流性食道炎の三大症状です。
逆流性食道炎になる原因は様々ですが、多くの場合は胃の不調から起こります。
一度、胃の内容物が逆流することが癖になると胸や喉の痛みだけでなく背中の痛みなども患いやすくなります。
さらに慢性化することで咳こみやすくなったり喉を傷めやすくなるのが特徴です。
喉の不調を軽く考えずに慢性的な症状が出るようなら逆流性食道炎を疑いましょう。
逆流性食道炎が悪化しやすい秋におすすめの食事
逆流性食道炎は乾燥しやすい秋口に悪化しだすのが特徴です。
原因は胃なので胃の弱りがきっかけになりますが、乾燥して呼吸が浅くなる事が悪化の要因ともなるのです。
特に夏の間に冷たい物をとり胃が弱っている人ほど、秋に逆流性食道炎は悪化しやすいと言えます。
基本的には身体を潤す食材がおすすめです。
飲み物なら紅茶、食べ物なら秋の果物がおすすめです。
なかでもぶどうは鉄分が豊富なので、酸素の吸収率を高め肺の働きを助けます。
そして発汗作用のある生姜を食べる事で身体の水分代謝が向上します。
逆流性食道炎を治すグルテンフリー
最近ではグルテンフリーという言葉が流行っていますが、なぜグルテンは悪者なのか?
グルテンとは小麦に含まれるもちもちとした成分でうどんのコシを出すのにも重要です。
ですが、グルテンは日本人には消化しづらく血糖値の上がり方が米よりも大きい事で知られています。
そのため、消化器系の負担となるのです。
小腸や胃が疲れて固くなると消化力が落ちるので、消化できなかった分が喉まで戻ってきそうになるのが逆流性食道炎です。
可能なら日々の食事からグルテンを含む小麦を減らしてグルテンフリーの生活を実践してみてはいかがでしょうか。
まとめ
逆流性食道炎の原因は一つではありませんが、多くは胃腸が疲れて固くなることで起こります。
原因ももちろんグルテンだけではありませんが、消化に負担がかかるものは原因となっていることが多いと言えます。
逆流性食道炎に悩んでいる人は日々の食生活から変えていくのがおすすめです。