ヘバーデン結節の治らない原因は甘い食べ物のとりすぎだった。
字が書く時に指が痛い
掃除や料理等家事をする時に指が痛い
何回も痛みを繰り返す
このようなお悩みはありませんか、病院へ行ってもお薬を出されて、安静にしておいてくださいと言われるだけ、
この記事ではへバーデン結節の原因と改善法をお伝えします。
へバーデン結節の症状は
手の指の中でも第一関節に症状が出るのが特徴です。指の第一関節とは指先から一つ目の関節で腫れて炎症をおこし、動きが悪くなり、痛みや変形が主な症状です。症状が出てから2年程度で変形の進行や痛みがとまる方もいらっしゃいますが、長年痛みを繰り返す方もいらっしゃいます。
人差し指から小指までに症状が出る事が多いですが、親指にも出る事があります。症状がでる指や指の数は人によって差があります。
手の指の第二関節が腫れる症状はプシャール結節と言いへバーデン結節の20%で合併すると言われています。
中年以降の女性に多くみられるますが,男性にもある疾患です。
- PCやスマホの操作
- 包丁を持つ
- 物を持つ
- 掃除する
日常のほとんどの動作で指は使いますので、腫れや痛みが出る事で不便な事になります。
ヘバーデン結節の他に手指の変形がある疾患
関節リウマチ
朝起きたときの手足のこわばり、複数の関節の腫れや痛みがあり、病気が進行すると、関節に変形がみられるようになります。関節以外の症状には、微熱や全身のだるさ、疲労感などがあります。
乾癬性関節炎
皮膚の病気である乾癬に、腫れと痛みを伴う関節炎を合併する病気です、炎症の病気で免疫の異常によっておこると考えられます。家族性発症が多いことから、何らかの遺伝的素因があるものと思われています。手指の先端の関節(DIP関節)が主に侵される関節炎型、関節の破壊の強いムチランス型、対称性多関節炎型、少数の関節のみが侵される寡関節型、および強直性脊椎炎型があります。
結晶誘発性DIP関節炎
関節内,あるいは関節周囲に沈着した結晶に より引き起こされる関節炎。
爪周囲炎
急性炎症では爪の周囲の痛み、発赤、腫れがあり、進行すると膿(うみ)がたまります。ずきずきする痛みで、眠れないこともあります。
へバーデン結節の原因は
はっきりとした原因が分かっていない疾患ですが、発症している方の身体の特徴としまして
- 関節や筋肉が硬くなっている方が多くということ
- 食事の内容で日常的に甘い食べ物の取りすぎている方が多いです。
循環が悪くなることで関節や筋肉が硬くなり、余計に指の動きが悪くなっていきます。
ヘバーデン結節の診断方法は
第1関節の変形、突出、疼痛があり、X線写真で関節の隙間が狭くなったり、関節が壊れたり、骨棘(こつきょく)があれば、へバーデン結節と診断できます。
ヘバーデン結節の改善方法は?
甘いのもを控える食事、運動をメインに行います。
甘いものを控える
甘い物を摂取することで血流が悪くなり、冷えの原因にもなり、関節の痛みに繋がります。
白砂糖が体内に入ると、分解の為に必要なのが、体温の維持や食べ物の消化、脳の働きなどに重要な働きをするビタミンB1、カルシウム等を必要とするのです。ですから白砂糖を日常 的に摂り過ぎますと、体内のビタミンやカルシウムがどんどん奪われていきます
甘いものをたくさん食べるということは、体内でそれだけの糖分を消化するために、ビタミンB群やカルシウムも大量に必要になってきます。そのため体内にこれらの栄養素が不足すると、身体に悪影響が及び、様々な弊害が起こるのです。
冷え性
体内のミネラルやビタミンが慢性的に不足状態になると、ブドウ糖がエネルギーに変化しにくくなり、体温が上がらずに低体温を招きます。
カルシウムが不足することで石灰化
カルシウムが不足すると、自分の骨を溶かして補おうとする働きが起こります
ヘバーデン結節は女性は早い人で30歳代後半から発生し、閉経後にピークがあります。女性ホルモン(エストロゲン)はとっても大切なホルモンですが普段の生活でカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが不足しても自分の骨を壊してまで調節しようとする異化作用(足りないものは自分の組織を壊してまで整えようとする反応)を防いでくれています、つまりこの異化作用が起きないようにすることが大切です。エストロゲン分泌が低下する30代後半以降の女性の方はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが不足にならないように注意が必要です。
ビタミンやミネラルを摂る
体がダメージを負うと、損傷した組織を修復するため、活性酸素が発生します。体の正常な反応ではありますが、これが増え過ぎると厄介。正常な細胞まで攻撃してしまったり、痛みを発する物質が増えてしまったりするのです。
①ビタミンB1
糖質の代謝に関わります。
糖の代謝に関係しているということは、エネルギーを作り出す役割をしているということでもあります。
エネルギーを作り出す際にはビタミンB1が必要なため、ビタミンB1が不足するとエネルギーが作られません。
≪ビタミンB1を多く含む食材≫
豚肉、玄米、うなぎ、ニンニク
②ビタミンB2
主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。活発に活動し、エネルギーをたくさん消費する人ほどビタミンB2はたくさん必要になります、乳酸などの疲労原因物質を取り除くのに必要な栄養素です。
≪ビタミンB2を多く含む食材≫
卵、納豆、牛乳、ほうれん草、レバー
③カルシウム
神経や筋肉の興奮を抑える働きをします。神経が興奮することで起こるイライラを沈め、筋肉をスムーズに収縮させる働きをしています
≪カルシウムを多く含む食材≫
桜えび、しらす、わかさぎ、ししゃもなどの小魚、チーズ類、油揚げや豆腐などの豆類
④ビタミンC
疲労が蓄積した状態の身体は、活性酸素の増加・免疫力の低下を招きます。
活性酸素・疲労物質(乳酸)を除去する食べ物を積極的に摂りましょう。
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、活性酸素による細胞の酸化が予防できます。
≪ビタミンCを多く含む食材≫
赤ピーマン、黄ピーマン、キウイ、レモン
⑤ビタミンE
活性酸素を除去する抗酸化作用を持っています。果物や野菜と組み合わせて摂ることで効果がさらにアップします。
≪ビタミンEを多く含む食材≫
ナッツ類、かぼちゃ、ほうれん草、アボカド
⑥マグネシウム
体を作るのに必要不可欠なマグネシウムが不足すると、血液量や血圧の低下により、脳が酸素不足の状態となってしまう恐れがあります。
また、ホルモン分泌に関わるカルシウムの働きを支えるためにも欠かせないミネラルマグネシウムが慢性的に不足してしまうと、日常的にだるさを感じたり食欲が低下したり、さらに腹痛や下痢などの症状が起きたりするので要注意です。
<マグネシウムを含む食品>
アーモンド等のナッツ類、ゴマ、あおさやわかめ等の海藻類
ストレッチ
関節や筋肉の柔軟性を上げていくようにします
1.指の関節周りを動かしてあげたり、肩や肩甲骨周りの動きをよくしてあげます。
①両腕を肩の高さまで挙げ、肘を90度に曲げる
②背筋を伸ばした状態にする
③両腕を、身体の前に寄せ、腕を引っ付ける
④両腕を開いて、身体の後ろに引く
両足を肩幅に広げて立ち、胸を張った状態にする
②両手を挙げ、手をクロスさせた状態で、手のひらを合わせる
③その状態で、上半身を真横に倒す *腰が一緒に動かないように注意する
④5秒間キープする *左右で2回ずつ行う
背中がこわばると、肩のこわばりへとつながり、肩こりを引き起こす原因となります。ですので、背中から肩にかけて動きにくさを感じる方は、このストレッチをお試し下さい。
指のストレッチ
①まず痛みのある指を後ろに引っ張り、そのまま指を左右に動かし左右を比べて硬いところで止める。
②そこで90秒キープします。その後もう一度動かしてみて動きやすくなっていたらOKです。
滑液の流れを良くするので痛みのある指は全て行います。ただし痛みすぎない範囲で行ってください。
もう一つは痛みのある関節を引いたり押し付けたりするものです。
5秒ほどで構いませんが、その時に指が曲がらないように気をつけて、まっすぐに関節に圧力がかかるようにしましょう。
動きを良くすることで炎症が取れるのを早くする効果があります。痛みが出るストレッチだとは思いますので、あまり無理しないようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか 腫れや痛みが出るとなかなか治らないヘバーデン結節、指の痛みで日常生活に支障が出ます。
運動や食事、特に甘いものに気をつけることで改善していきますのでぜひお試しください。