食べ物からくる腹痛と精神的にくる腹痛の違いと対処法
腹痛や下痢に襲われやすい。
腹痛は軽いもあるが、下痢は続きやすい。
水様便はたまにある。
こんな症状で悩んでいませんか?
こちらでは腹痛や下痢が起こる原因と対処法を生活習慣と精神面の両方で書いています。
日常生活から考えられる腹痛
日常生活で起こる腹痛や下痢のほとんどは食生活が原因です。
主に
- 食べすぎ飲みすぎ
- 辛い食べ物
- 高脂肪食
などが挙げられます。
要は身体の許容量を超えて食事を摂れば身体は悲鳴をあげます。
その身体の悲鳴が腹痛や下痢といった反応なのです。
特に日々の暴飲暴食が続くと胃腸の処理能力は低下するので受け入れられる量が減って、余計に下痢や腹痛を起こしやすくなります。
その他にもにんにくや唐辛子など刺激の強い食べ物を過剰にとると、胃が痛むこともあります。
もちろん、細菌やウィルスによる食中毒の可能性もゼロではありませんが、その場合は嘔吐も伴うのが一般的です。
食事以外にも下痢や腹痛を起こす原因があります。
- 自律神経の乱れ
- 炎症性疾患
- 冷え
などは下痢や腹痛の代表的な原因とも言えます。
過度の精神的ストレスは交感神経を刺激して身体を興奮状態にします。
身体は興奮状態だと内臓の機能が低下して、胃腸の許容量が減って過敏に反応しやすくなります。
炎症は細菌やウィルスが原因でも起こりますが、胃酸過多や胃腸を保護する粘膜不足によっても起こります。
これは身体が過度に疲れている時や暴飲暴食で胃腸が疲労している時にも起こる反応です。
最後に冷えはエアコンで冷やされるだけでなく、冷たい飲み物が原因の場合もあります。
特に夏にエアコンで冷えた室内で冷たい飲み物やアイスを食べていれば腹痛や下痢が起こるのは当然なのです。
また、過度な冷えは自律神経の乱れを誘い、自律神経の乱れが冷えを起こす悪循環に陥りやすくなります。
日常生活でできる予防法
基本的な腹痛や下痢の予防法としては、
- 寝る前の食事を減らす
- 腹八分目を心がける
- 温かい飲食を増やす
などが大切です。
大切なのは胃腸の負担を減らすことと、身体を冷やさない事です。
バランスのとれた食事などももちろん大切ですが、基本的に食べ過ぎや寝る前の食事を減らす方がもっと重要です。
そして身体を普段から温めていれば自然と身体の回復力が高まるので、どんな病気になっても治りが早くなります。
精神的なストレスを解消しながら身体を温めてくれるお風呂は理想的な生活習慣です。
症状が酷い時は病院に行ったり市販の薬を使うことも必要ですが、腹痛や下痢は身体の悲鳴なので無理に止めるよりも原因を解消するようにしましょう。
まとめ
腹痛や下痢の多くは胃腸の疲れや冷えから起こります。
もちろん、食中毒などの危険もあるので症状が酷い時には病院に行って下さい。
ですが、下痢や腹痛を繰り返すという事は生活習慣に問題があることが多いので日々の生活を改善することが何よりも大切です。