ちょっとした痛みの原因は内臓や病気を気にしたほうが良いの?
痛みは危険を知らせているの?
なぜ耐え切れないほどの痛みを感じるの?
痛みを感じたらすぐに対処した方が良いんだろうか?
こんなことを考えたことはありませんか?
当院に来られる患者さんからの質問で、最も多いのは「なぜ痛むんですか?」というものです。
ですが、多くの病院や整骨院では痛む原因をはっきりとは教えてくれません。
こちらでは、当院からみた痛みの原因と対処法について書いています。
なぜ痛むのか?
痛みを感じるのは身体が生きているからで、何らかの問題が起きているからこそ感じます。
ですが、何をしても痛みが治まらないという経験をした人も多くいると思います。
痛みの多くは、時間とともに身体が解決してくれるので、放っておいても治る事がほとんどです。
もし、あなたが治らない痛みを感じているなら考えられるのは、
- 日々、負担をかけ続けている
- 回復力が低下し過ぎている
の二つが考えられます。
もちろん、打撲や捻挫などの理由が明確な痛みは病院に行くのをおすすめします。
そうではなくて、肩や腰、場合によってはお腹が痛むけど、理由が分からないという人も多いと思います。
肝心なのは、なぜ痛んでいるかを見極める事です。
痛みの正体とは
まず、痛みが出ている部分で起こっているのは、
- 筋肉が緊張しすぎている
- 血流が悪くなっている
- 神経が過敏になっている
などの状態が考えられます。
筋肉が緊張する原因の多くは、姿勢の悪さがありますが、痛みの出る人とそうでない人には差があります。
痛みが出るかどうかの差になるのが血流です。
血流に加えて、リンパの流れなどが悪いと身体の痛みやコリ感を感じます。
そのため、筋肉が固いだけでは痛みやコリ感にはなりません。
足が痙攣するほどの筋肉の緊張があれば別ですが、基本的に筋肉が固いだけでなく血流も悪くなる事で痛みやコリ感を感じるのです。
ここで、もう一つの原因である神経ですが、もし、痛覚神経が切れてしまったらそこで痛みは伝わりません。
痛点をより多く、あるいは刺激し続けると痛みは大きく感じることになります。
だから、強い痛みを感じるという人は神経を刺激し続けているという事になります。
そして、当院独自の内臓整体から見えてくるのは、内臓の固さが筋肉に緊張を与え、血流を悪くして神経を刺激しているという事です。
日常生活で多いのは、暴飲暴食などによる消化器系の弱りです。
案外、慢性的な首や肩のコリは消化器系の弱りからきます。
腰痛であれば、大腸の弱りが多く、水分不足が原因のこともあります。
特に普段から座りっぱなしの人ほど、大腸の動きは悪くなりやすく、水分不足の人が目立ちます。
胃腸などの弱りは、生活習慣を変えるだけでも解消される事が多いので、
- こまめな水分補給
- 腹八分目
は普段から意識しましょう。
そして、軽いウォーキングやラジオ体操を続けるだけでも、身体は変化していきます。
もちろん、怖い病気が潜んでいる可能性もあるので、生活習慣だけでは解消されない症状は病院での検査も大切です。
痛みは身体からのシグナルだ
ちょっとした痛みから、強い痛みまで身体は様々なシグナルを発しています。
痛みというシグナルに耳を傾けて、生活習慣を変えれば多くの痛みは解消されます。
病院の検査も大切ですが、まずは自分の毎日の行動を振り返りましょう。