筋肉痛ではなく太ももが痛む原因とは
太ももが筋肉痛ではない痛みがある。
久しぶりに歩き過ぎたけど筋肉痛の痛みではない気がする。
何が原因で太ももが痛いのだろうか?
こんなことで悩んでいませんか?
こちらでは歩いただけでも起こる太ももの痛みの原因と予防法について書いています。
なぜ太ももが痛むのか?
太ももが痛む時は、多くの場合が歩き方に問題があります。
本来なら歩き方が悪くても、ふくらはぎや足底の方が先に痛みます。
にもかかわらず太ももが痛む人は、身体が弱った老人のような歩き方をしている人が目立ちます。
多くの人が無自覚ですが、30~40代でも老人のような歩き方をしている人がいます。
変な歩き方をすれば気づくと思うかもしれませんが、姿勢の歪みなどは自分ではなかなか気づけません。
実際には明らかに変な歩き方をしていても自覚できない人の方が多いのです。
変な歩き方をする原因は、身体の機能をきちんと使えていないために起こります。
また最近では筋力低下も歩き方に悪影響しています。
ダメな歩き方とは
健康のために1日1万歩を目指していても、歩き方がおかしければ台無しです。
特に注意したい歩き方が、
- 膝が上がっていない
- 体幹がぶれている
- 腕を横に振っている
- かかとをずっている
などです。
左右のバランスが悪ければ靴の裏の擦り減り方が左右で違いますし、膝が上がらずにかかとをずっている人は靴のかかとが擦り減っています。
なぜこのような歩き方になるのでしょうか?
答えは筋力が低下しているためです。
上に挙げたような特徴の歩き方は、疲れが溜まれば誰でもしてしまいます。
つまり身体にうまく力が入らなければ悪い歩き方になってしまうのです。
普段から運動不足の人は筋肉が硬く、普通に歩くための筋肉にうまく力が入りません。
また筋肉を使わずに歩く癖がつくと、筋力はどんどん弱くなります。
使わない筋肉は弱るだけではありません。
筋肉は使わないと硬くなり、他の筋肉に負担をかけるのです。
そうなると負担がかかっている筋肉は痛みだし、痛みをかばって歩くと余計に不自然な歩きとなります。
普段から太もも以外に首や肩、腰などに痛みが出る人は筋肉が硬くなっている可能性が高いのです。
基本的に痛むのは弱い筋肉なので、太もものような強い筋肉が痛む時にはかなり歩き方が悪くなっている可能性が高いと言えます。
多くの人が痛みをかばい、それを補う方法を勝手に編み出します。かばう歩き方を続けると、体の歪みはどんどんひどくなります。
正しい歩き方
正しい歩き方とは、歩くための筋肉が十分に機能を発揮している状態です。
筋肉の機能を発揮するには歩く時のフォームが重要です。
歩く時に気をつけたいのは、
- 頭を上に持ち上げる
- 腰から前に出る
- 膝から出して少し大股にする
- 肘を引いて肩甲骨を動かす
- 両足のかかとが幅10センチくらいの線の上を歩く
などです。
全てを同時にするのが難しかったら、まずは頭を持ち上げましょう。
頭の位置を高くするのは、歩く時だけでなく座っている時や立っている時でも大切です。
何事も無意識で行えるようになるのが重要です。
意識しすぎると余計な力が入り身体が疲れてしまいます。
そのため正しい歩き方が癖になるようにこまめに歩くフォームを見直しましょう。
正しく歩けば足は痛まない!
歩くだけで足に痛みが出る人はダメな歩き方をしています。
正しいフォームで歩けていれば足は痛みません。
そして正しいフォームが癖になるように何度もチェックしましょう。