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弱った心肺機能を高める站椿体操

年齢と共に弱るのが心肺機能です。

心肺機能を高めるには運動が一番ですが、運動をするのが辛いという人が多くいます。

こちらでは身体が弱っている人にもおすすめな体操と、心配に負担の少ない立ち方を紹介します。

 

正しい立ち方とは

しい立ち方とは何かを考えると、安定感があって疲れにくい立ち方と言えます

そもそも立っている時に身体に負担をかけるのは、

  • 頭の重さ
  • 腕の重さ

などになります。

だからまずは頭の重さを支えやすくするために、顎を引いて胸をはり頭が背骨の上に来るようにします

これだけでも頭と腕の重さを支えやすくなり身体の負担が少なくなります。

そして次は足底の重心を意識しましょう。

重心は内くるぶしの下に置きましょう。

重心がつま先に寄って行くと、猫背になり顎が前に出てしまうので首や肩の負担が大きくなります。

もしくは下腹が前に飛び出すような姿勢になり、腰への負担が大きくなります。

普段から、頭から胸の位置と重心に気をつけるだけで、心配への負担は少なくなります

 

正しく立つだけで鍛錬になる

気功では立ち方を重要視しています。

気功にはさまざまな流派がありますが、その中でも站椿功(たんとうこう)と呼ばれる立つだけで鍛錬になる姿勢があります

 

やり方は、

  1. 足を肩幅に開いて、つま先を平行にする
  2. 胸の前に大きなボールを抱えるように腕を上げる
  3. その姿勢で少し腰を落とし重心は内くるぶしの下にする

この体勢をまずは5分間は維持できるように頑張りましょう。

本格的にやっている人は、1時間くらいは平気で出来るそうです。

大切なのは、呼吸が浅くならずに深く呼吸することです。

吸うよりも、ゆっくりと吐くことを意識するのが大切です。

10秒くらいかけて吸って吐くと良いのですが、無理に時間を気にする必要は無いのでリラックスして行いましょう。

站椿功の良い所は、大きく身体を動かさないので血圧や心拍数が上がりすぎないことです。

動かない鍛錬は体力の消耗を防ぎ、身体の負担は少ないままで酸素の取り込み量を増やせるので無理なく心肺機能を高められます

 

無理なく心肺機能を高めよう!

年と共に弱った心肺機能は急には高められません。

ですが、心配への負担を減らし、少しずつ体を鍛える事で再び本来の心肺機能を取り戻すことが可能です。

弱っている人には軽い体操も辛く感じると思うので、無理のない範囲で頑張って下さい。

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