内くるぶしの下の痛みは後脛骨筋が原因かも
普段は運動をしない人に多いのが内くるぶしの痛みです。
そんなに激しくなくても、運動をしたことがきっかけで起こります。
こちらでは、そんな内くるぶしが腫れて痛む原因と対処法について書いています。
内くるぶしの腫れの原因とは
内くるぶしがより下が腫れて痛む原因の多くは後脛骨筋腱炎です。
腱鞘炎の一種ですが、この症状は中年以降の女性に発生しやすく、足のアーチが崩れている人に多く見られます。
後脛骨筋腱炎は、足首の関節の動きが悪いために起こり、後脛骨筋に過度の緊張が続くために起こります。
後脛骨筋腱の炎症は負荷が大きくなると突然に発症します。
また関節リウマチや痛風などの炎症性疾患がきっかけの場合もあります。
痛みがひどい時は、過度の運動を避けて安静にして、サポーターや足底板などで足首の負担を減らすことも大切です。
後脛骨筋とは
後脛骨筋は足部を内側から支持する筋肉で、特に足のアーチを支えています。
後脛骨筋は足底の舟状骨や楔状骨、2~4中足骨底と幅広く付着します。
この後脛骨筋の動きが悪くなると、足のアーチが崩れ足底への負担が大きくなるのです。
足のアーチが崩れる主な原因は後脛骨筋の働きが悪くなる事です。
そんな後脛骨筋の機能を取り戻す体操があります。
やり方
- 座った姿勢で片脚に逆の足を乗せます
- その体勢で、つま先を下に動かしてから足の裏を顔に向けるように捻じります
- この時に内くるぶしの内側に腱が浮き出る位まで捻じります。
- 捻じってから5秒ほど止めましょう
- これを10回くらい行います
回を目安に行います。1日3セットを目標に行いましょう。
普段からふくらはぎが硬い人ほど、足底やふくらはぎの筋肉がつりやすいので痛い人は軽めにして下さい。
原因となる筋肉にアプローチしよう!
足首から足底にかけて腫れたり痛んだりする事はけっこうあります。
多くの場合は一過性で、放っておいても治ります。
ですが長引く場合には、原因となっている筋肉にアプローチすることが必要なので参考にして下さい。