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東洋医学から足底筋膜炎を見ると

足底筋膜炎は現代医学から見れば足底筋膜の炎症です。

炎症と聞くと、かなりの負担をかけている時に現れる症状ですが、大した負担をかけてなくても足底筋膜炎は起こります。

これは現代医学なら太り過ぎなどという人もいますが、東洋医学から見ればはっきりとした理由があります。

こちらでは、東洋医学から見た足底筋膜炎を起こしやすい身体の状態について書いています。

 

足底筋膜炎を分類すると

足底部の痛みで多いのは、踵を中心とした痛みと腫れです。

多くの場合は、一時的で時間と共に痛みも腫れも引いていきます。

ですが、踵の痛みが数カ月も残るなら異常事態です。

これは身体の回復力が低下している事もあるでしょうが、足底部にずっと負担をかけている証拠なのです

踵を中心とした痛みの多くは、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている事が多いので、ふくらはぎの筋肉が緩むとマシになる事が多くあります。

ただし、東洋医学から見るとふくらはぎを通る経絡は腰も通っているので、腰部も合わせて筋肉を緩めてやるのが効果的です

ふくらはぎの筋肉が硬くなる主な原因は冷えなので、まずは温めてやる事も大切です。

その上で足関節の周りのツボを刺激すると足底の痛みは取れやすくなります

特に意識して刺激したいツボが、

  • 跗陽(ふよう:崑崙の直上3寸)。
  • 崑崙(こんろん:外くるぶしとアキレス腱との間)
  • 僕参(ぼくしん:崑崙のすぐ下で踵骨の外側)
  • 金門(きんもん:申脈の前下方で踵骨立方関節の外側)

などで、これらのツボを意識して刺激するとより効果が上がります。

跗陽の辺りからはリンパの流れが悪くなりやすいので、この辺りを緩めておくと筋肉の回復が促されます

崑崙は運動にかかわる重要なツボで、ここが痛く感じる人はケガをしやすいので、運動の前後で刺激しておきたいツボです。

僕参は足底筋膜炎に最も使われるツボの一つで、足関節の周りの痛みを緩和します。

金門は腰痛で腰が起こせない状態を治す特効穴としても知られています。

ふくらはぎや腰の筋肉を緩めても効果がない時は、内転筋などの硬さも疑います

足の内側から腹部にかけての筋肉の硬さが合わさる事で、足底筋膜炎はより治りにくくなります。

ふくらはぎの筋肉の硬さは冷えであることが多いですが、足の内側の筋肉は水分不足で乾燥して硬くなっている場合も多いのです

こんな時には温めるだけでなく、身体を潤してやることも重要です。

 

足底筋膜炎には漢方も役立つ

足底筋膜炎に関して言えば、筋肉や関節が原因であることが多いのです

ですが、施術の直後は変化が見られるのに、何度もぶり返すという場面もあります。

そんな時は内臓の疲労が深い時が多く、漢方薬が効果を発揮する場面もあります

特に動き出すと疼痛が持続するというタイプには有効な場合が多くあります。

足底筋膜症の原因は多岐に渡りますが、何度も繰り返す人の多くは、

  • 肝腎陰虚
  • 気血両虚

に分類される事がほとんどです。

肝腎陰虚とは、肝臓も腎臓も水分不足により老廃物の排泄が追いつかない状態です

気血両虚は、胃腸の弱りから消化不調を起こし、エネルギー不足に陥っている状態です。

特に足腰に力が入りにくく、冷えを伴っている場合は牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)を用います

胃腸の弱りから体力がなく、疲れやすい場合は十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)がおすすめです。

足底筋膜炎は、ランニングなどをする人なら、足底筋膜の小断裂によって炎症が起こるのが一般的です。

その場合は、痛みは強くても安静にしていれば比較的に短期間で治る事がほとんどです

ですが、運動を激しくするわけでもなく足底筋膜炎になった人は、身体の回復力が低下している事が考えられます。

特に足底の痛みが長期間にわたっている場合は、足底の断裂ではなく足底の負荷が継続的にかかっていると考えられます。

特にむくみが顕著な人には、麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)を用います。

これは麻黄湯の桂枝が薏苡仁(よくいにん)に変ったもので、炎症を鎮める効果もあり筋肉や関節にも作用します

薏苡仁は関節の腫れを解消する働きがあり、他の生薬の効果を高める働きをします。

 

ランニング以外でも足底筋膜炎にはなる!

足底筋膜炎はランナーの症状と思っている人が多いですが、日常生活でなる人も多くいます。

特に一時的な痛みではなく長期にわたって痛みが続く時には、身体の回復力の低下が考えられるので足以外の施術も必要になる事が多くあります。

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