慢性的なむくみや腰痛は老廃物が溜まっている!
靴下を脱いだら跡がついている。
それって実はむくみのサインです。
むくみというのは大したことではないと感じる方も多いと思いますがとんでもない!
むくみとは老廃物の蓄積なので放っておくとどうなるのかをこちらでは書いてきます。また対処法について書いていきます。
むくみが強い人の身体とは
むくみの強い人は身体が冷えやすく下肢に水分が溜まっている状態です。
この状態のときに人は腰痛を起こしやすく股関節や膝関節、足関節の動きが阻害されています。
これでは身体は回復できず身体は痛みや冷えという形で異常状態を知らせるでしょう。
また、むくみと腰痛を同時に患う人の特徴として呼吸が浅い可能性が高く健康的とは言えません。
呼吸が浅いと取り込める酸素の量が少なくなり血液中の酸素濃度が低下していきます。
すると身体はまず生命活動に関わる脳と内臓に酸素を優先的にまわします。
そうなると筋肉が酸欠状態になり、血流はますます悪化し身体が冷えた結果として代謝量が落ち老廃物が溜まっていくのです。
むくみは水分代謝の原因だと思っている人が多いですが肺の動きが悪い人ほど水分代謝は上手く行きません。
そのため老廃物の排泄を考える際には呼吸を整えることが肝心になります。
次は深く呼吸するためのコツを書いていきますね。
深い呼吸で老廃物を流すには
まず肺の大きさと形をイメージします。
スポーツでもそうですが身体を効率的に動かすにはイメージをしっかり持ってやると結果が変わります。
肺は肋骨の中の全体に広がり特に背中側に大きく広がります。
上は鎖骨を少し超えたあり下は肋骨の底辺にある横隔膜で仕切られます。
深呼吸をする際には両腕を高く上げ肋骨を引き上げ横隔膜を引き下げることをイメージします。
肺は自分で広がる機能を持たないので肋骨が上がった分と横隔膜が下がった分だけ広がります。
つまり上下に作られた空間の分だけ肺は広がり酸素の吸収量を高めます。
また横隔膜を引き下げることで肝臓や胃、腎臓などの内臓をマッサージする効果もあります。
同時に肋骨周りの筋肉にはストレッチになるので血流の改善と老廃物の排泄には極めて効果大と言えるでしょう。
呼吸を整えたら次は老廃物の排泄を促す食事法について書いていきます。
排泄効果の高い食事
そもそも老廃物の排泄が上手くいかないとどうなるのでしょう?
歴史上で玄米を精製した白米を食べて脚気が増えたというのは有名な話です。
これは玄米に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素が摂取できなくなったために起こりました。
白米や小麦粉、砂糖は炭水化物が豊富ですが、それを代謝するビタミン・ミネラルを含んでいないため「精製炭水化物」とか「空のカロリー」といいます。
近年では脚気になることは稀ですが清涼飲料の飲みすぎでビタミンB1欠乏になる青少年が増えているというデータもあるのです。
ビタミンB1には食事で摂取した糖質を筋肉などに必要なエネルギーに変える働きがあります。
つまり炭水化物を摂取する量に比例してビタミンB1をしっかり摂る事が大切と言えるでしょう。
ビタミンB1を多く含む食品には上位3つには豚肉・大豆・昆布が挙げられます。
3つを別々に摂っても構いませんが同時に摂るなら豚汁ですね!
特にビタミンB1は水溶性なので汁ごと飲める豚汁はうってつけと言えますね。
まとめ
慢性的なむくみや腰痛を抱える人のほとんどが身体に老廃物が溜まっているのです。
そのため冷え性や膝痛などを同時に抱えることも珍しくありません。
そんな時は豚汁でビタミンB1を効果的に摂取するとともに身体を温めれば老廃物の排泄は促進されるのでぜひ召し上がってくださいね!