目の奥が痛む頭痛にはOOOOがいい!?
目の奥が痛むように頭痛が起こる、ひどい時には吐き気まで...
また薬に頼るしかないか。
こんな生活はもう嫌だ。
どうにか、この頭痛が起こらないようにする方法はないだろうか...
そんなあなたに、目の奥が痛む頭痛の改善・対処法をご紹介!!
そして、頭痛に悩まない健やかな生活を送りましょう!
目の奥が痛み吐き気を伴う頭痛
「あぁまたか...」と、目頭を手でつまみ頭痛に悩んでいるあなた。
それなら、是非これを見て頭痛に悩まない生活を送りましょう。
まず、初めに目の奥が痛み吐き気を伴う頭痛は何があるのかご紹介します。
-群発性頭痛-
目の奥にある内頸動脈(ないけいどうみゃく:脳に栄養を送るための太い血管)が何らかの原因で拡張し、頭痛が起こると考えられており、明確な原因は分かっていない。
- 片側に起こり、目の奥を中心に目が"えぐられるような激痛"が起こる
- 慢性頭痛のなかで一番痛みがひどく、頭を壁に叩きつけるほどの激痛
- 嘔吐は少ないが、目が充血したり、鼻水が出たりする
-片頭痛-
頭蓋骨にある血管が拡張する事により頭痛起こる
- 後頭部の片側の血管が"強く脈打つ"ように規則的にズキンズキンと痛む
- 頭痛の前兆に"閃輝暗転(目の前が眩しく光り、一瞬なにも見えなくなる)"が起こる場合がある
- 吐き気・嘔吐を伴う場合がある
以上が目の奥が痛む頭痛になります。自分の頭痛が何に当てはまるか分りましたか?
では、次に群発性頭痛と偏頭痛の予防法と改善方法をご紹介します。
対処法と予防法
では次に、上記で説明した群発性頭痛と片頭痛の対処法と予防法をご紹介します。
-群発性頭痛-
対処法:純酸素吸入法(医療用の純度100%の酸素をフェイスマスクを通して毎分7リットルを15分吸入する治療法。
これは、酸素により、拡張していた血管が収縮することから、痛みが軽減されると言われている。)
予防法:禁酒・喫煙(血管拡張を促すため)
生活リズムを整える(不規則な生活リズムにより自律神経が乱れ頭痛をおこすため)
―片頭痛―
対処法:光や音に敏感なので、静かな場所で安静にし、痛みが出るところを濡れタオルなどで冷やす *冷やしすぎは注意し運動やお風呂、マッサージなどの血液循環が良くなることはさける
以上が、群発性頭痛と片頭痛の予防法と改善方法です。
どちらも、血管の拡張により起こるものですが、場所によって症状が異なり、重要な場所ほど痛みも激しく身体の危険を教えてくれているんですね。
では、次に東洋医学で診る頭痛についてご紹介したいと思います。
「不通則痛」 ~例えて言うならOO~
まず初めに、一般の方ですと"東洋医学って何?"、"難しくてよく分からない"という方が多いと思います。
ですが、東洋医学が分かれば、健康な日々を送る事が出来ますので、是非これを見て頂き,東洋医学について知って頂けたらと思います。
まず、東洋医学で"痛み"の考え方「不通則痛」と「不栄則痛」について説明します。
「不通則痛(ふつうそくつう)」
人体を巡っている気(エネルギー)や血が順調に"巡らない時におこる痛み"で、比較的強い痛みであることが多いも
例:日曜日の大都会の交差点で大勢の人が一気に歩くときに起こる "歩きずらさ"と、その時に肩や手がぶつかり"痛い"思いをする感じです。
「不栄則痛」 ~例えてう言うならOO~
気や血が巡らなくなったことで栄養不足の状態がおき、それが痛みになっているというものです。
例:年賀はがき(栄養)を待ちわびて、まだかまだかと家の前で待っているが、道路が混んでおり、配達が遅れ、住人はイライラ(痛み)しだす感じです。
そして、頭痛が起こるのは、この「不通則痛」「不栄則痛」が頭に起こるからなんですね。
どうですか?こう考えると、東洋医学はとても簡単で、分かりやすいのではないのでしょうか。
このように、東洋医学の考え方は自然の摂理と同じで、身近に感じることが出来るのです。
では、その「不通則痛」「不栄則痛」を予防するにはどうすればよいのか,なんですが、それは、バランスの良い生活を行うことです。
きちんと、食べて、寝て、動いて、過不足ないように生活をしていく事が一番ですね。
難しいかもしれませんが、なるべく偏りが無いように生活して頂きたいと思います。
では、次に目と内臓の関係性について説明していきます。
目と内臓の関係
東洋医学では目と深く関係する内臓があります。
それは... "肝臓" です。
肝臓は目と関連しており、お互いに影響しあっています。
ですので、肝臓が疲労すると目にも影響を及ぼし目の症状が出てきます。
では、肝臓がどうなると目に症状が起こり、頭痛を起こすのかお伝えします。
-肝火上炎(かんかじょうえん)-
肝の昇発(気を身体の上に上げる)という性質が過剰になり、気(エネルギー)の循環が上半身で停滞する。そして、気が熱化し、気が燃えている状態。(水蒸気状態)
そして、熱は上に上がる性質があるので、頭まで熱が上がり、頭痛・目の充血が起こる。
-肝陽亢進(かんようこうしん)-
肝が本来持っている"陰液(熱を抑制する)"が減り、肝の"陽気(身体を温める)"を抑えられず、肝臓が熱化し、燃え上がっている状態(水気がなく砂漠状態)
同じように、頭痛がおこり、目の充血が起こる。
以上が、肝臓の障害が目に症状を起こし、頭痛を起こす原因です。
目に見えないものを対象としているので、分かりにくいかもしれませんが、身体全体は自然そのものですので、自然に起こる事が身体にも起こる。と、考えて頂けたら簡単ではないのかと思います。
まとめ
目の奥がえぐられるように痛む場合は「群発性頭痛」
ズキンズキンと脈の拍動を感じ痛む場合は「片頭痛」
これらの頭痛は、生活のリズムを整えることで、起こりにくくなります。
東洋医学の説明をした際にもお伝えしましたが、やはり健康というのは全て"バランスが整っている状態"というわけですね。
特に「食事・睡眠・労働」この3つがバランスよくなるように生活していけば健康は取り戻せます。
ですので、少しでもバランスの良い生活を心がけて、過ごして頂きたいと思います。