頭痛に吐き気、下痢を訴える人には共通点があります
頭痛に吐き気、下痢まであるから病気に違いないと思い病院に行っても異常なし。
過敏性腸症候群や自律神経の乱れとか精神的なものでしょうと言われ下痢止めや吐き気止め、頭痛薬をもらうだけで一時的な解決にしかならない!!
こんな方は案外多く、ある共通点を抱えています。
それは胃腸の冷えになります。
こちらでは胃腸の冷えが及ぼす影響と対処法について書いていきます。
胃腸が冷えると起きる症状
まず胃が冷えて調子が悪い時は
- げっぷ
- しゃっくり
が出やすくなります。
冷やされた胃は頑張って熱を作り、その熱が口の方まで上がってくることで起こります。
また唇の色が悪くなり荒れやすくなります。
色は赤黒くなりやすく胃が荒れていれば唇の皮が剥けやすくリップが欠かせません。
次に小腸・大腸が冷えている場合には下痢になります。
また消化吸収力の低下から肌荒れを起こしやすく二の腕の辺りにぶつぶつが出ます。
大腸の機能が低下することで、これ以上の飲食物の流入を嫌って吐き気の原因になるので注意しましょう。
胃腸が冷えて消化吸収力が落ちる事で身体の循環も悪くなるので頭痛の原因にもなります。
次は冷えた胃腸を温める方法について書いていきます。
胃腸の温めて不調知らず!
まずは冷たい物を止める事で、盆を過ぎて秋が近づいてもアイスや清涼飲料水などを摂っていては身体は調子を崩します。
そして汗をかく量が減る時期は、身体に老廃物が溜まりやすくなっているので、
- お風呂
- ウォーキング
で汗をながしましょう。
半身浴も効果的ですが、体の芯まで温めるには39~40度のお湯に10~20分程度、肩までしっかり浸かる必要があります。
腹巻などで直接温めるのも効果的です。
秋になると朝晩が冷えだすので夏と同じパジャマより長袖の物を選び、お腹が冷えないようにしましょう。
次は胃腸の機能を取り戻す秋が旬の食材を紹介します。
胃腸の機能を取り戻す秋の食材
一番のおすすめは柿になります。
柿は身体を冷やすと言われますが、頭に昇った熱を降ろすのに効果的なので頭痛の解消に役立ちます。
また柿は腸を元気にするので、
- 下痢止め
- 結核の治療
などにも用いられてきました。
他にもアルコールの分解に役立ち、昔の人は酔い覚ましとしてそばでしめて柿を食べる事で二日酔いの防止にしたといわれています。
その他にも秋になると大根も旬を迎えジアスターゼという酵素は胃腸の消化吸収力をおおいに高めてくれます。
刺身や肉を食べるときは合わせて食べると胃腸が疲れずに冷えなくなります。
最後に
頭痛に吐き気、下痢はインフルエンザなどの感染症も疑われますが、熱が出るのですぐ分かりますし食中毒なら身体中の水分を出し切るまで続くので違いが分かると思います。
また上記のような原因なら病院ですぐ診断が出るので悩む必要はありません。
原因が不明だと言う時は身体からのSOSサインだと思って日々の生活習慣を振り返ってみて下さい。
そして、胃腸の冷えは残暑から秋に起こりやすいので思い当たる人は改善に取り組んでみてくださいね。